11月20日(土)
何となく暖かったような一日でしたが、自宅でのお稽古でした。
今月最後の稽古になります。
床の間
軸は、「開門多落葉」を掛けてのお稽古です。
花
花は、白玉椿とニシキギです。
ニシキギは、昨年の秋ごろから元気が無くなり、とうとう枯れてしまいましたので、先日植木屋さんに行って手頃な大きさの物をを買ってきました。
まだ植え込みもしないで日陰に置いたままですが、紅葉し始めたの使ってみました。
お菓子
お菓子は、織部饅頭でした。
昨日お菓子屋さんが届けてくれたお菓子です。
こしあんに柚子の味が利いており、何とも美味しいお饅頭です。
紅葉茶碗
紅葉の絵の茶碗です。
紅葉の茶碗も今日が最後で、来年まで棚の奥に仕舞われてしまいます。
今年も学園祭がありませんでしたので、この茶碗も活躍することがありませんでした。
軸
軸は「開門多落葉」ですが、この句の前に「聴雨寒更盡」という語句があります。
雨を聴いて寒更に尽き 門を開けば落葉多し
夜中に雨の音を聞きながら寒い一夜を過ごしたが、朝門を開けると一面の落ち葉であった。昨夜聞いた雨音は落ち葉だったのか・・・・とこんな訳ではいかがでしょう。