tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

二年越しの花を生けて・・・

2022-06-18 16:56:19 | 自宅稽古

6月18日(土)

朝から晴れたり曇ったり、時々雨?かな・・・そんな一日でした。

今日は昨日に続いて自宅でのお稽古でした。

今日のお軸です。

久しぶりに晃仙禅師の揮毫された「圓相 圓如太虚 余無欠無」を掛けました。

圓相の軸だと固い感じがしますが、そんな気配は全く感じられませんでした。

揮毫された禅師様の優しいお人柄が伝わって来ているようです。

花は、鵜籠に半夏生、ホタルブクロ、白花ホタルブクロ、タイマツソウ、タカノハススキの五種です。

大きな花入ですので大き目な花が合いますが、ホタルブクロ系が最後の花になりましたので、小さい花しか見つかりませんでしたので、少し早かったのですが、タイマツソウを芯に入れました。

松明草は、私が若い頃は「かがり火草」と呼んでおりましたが、いつの間にか、「タイマツ草」になっておりました。

昨年種を蒔きましたので、二年越しの花といえます。

母がよく生けておりましたので、どうしても欲しく探してやっと庭に咲き始めました。

床の間

床の間の雰囲気は茶室の雰囲気になります。

お稽古をされた皆さんも、きっと楚々とした雰囲気を感じてくれたことだと思います。

お菓子

我が家の稽古は月三回と決まっておりますので、お菓子屋さんが「水無月」届けてくれました。

夏越の払いまで早いような気も致しますが、きっと直ぐに30日になってしまうと思います。

一服

水無月をたべて一服いただきました。

氷の上に乗った小豆が悪魔を退治してくれるそうですから・・・

昔はむかしの高貴な方々は、氷室から氷を運ばせて、その上に小豆を載せて食べたそうですが・・・

一週間の終わりです。

お稽古が終わった後の一服です。何ものにも代えがたい幸せなひと時です。

コメント (2)
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