お稽古の後に・・・

1月21日（火）
寒さは相も変わらずです。
今日は大学のお稽古に行って来ました



ロウバイと白玉椿

今日の花は学生が生けたものです。綺麗に生けました。

上級生は就活で来ておりませんので、ほとんどが1年生でした。今年4月からお茶を始めたばかりの1年生です。
風炉のお点前を初めて3か月たちましたが、誰もがひと通りのお点前はできるようになりました。

先週のお稽古で指摘したところを注意深く見ておりましたが、綺麗に直っておりました。これにはびっくりです。
若い人たちの柔軟な頭脳に改めて脱帽です。
若い人たちはこれだから素晴らしいと思います。
1週間前に言った事を修正してしまう努力には驚きです。

柔軟な頭脳と努力のたまものだと思います。とても嬉しくなりました。
そんなお稽古をして家に帰り、おお慌てで着替えて、新年会に行って来ました。

気の合う仲間が10人ほど集まってワイワイと楽しく過ごしてまいりました。
何を言っても言われても、笑いの絶えない3時間でした。

楽しかった・・・。

新年の顔合わせは・・・

1月20日（月）大寒
厳寒の日々が続いております。
今日は大寒だそうで、１年で最も寒さが厳しいころの事らしいですが、暦に間違いがなく、文字通りの寒さが身に染みております。

今日は所属しております茶道会の新年会に行って来ました。
会場のホテルに着きますと大勢の方々が会場の外廊下におりました。まだ早かったのか会場の準備ができていなかったようです。



新年会会場

それでも当番の方たちがお呈茶をしておりましたので、一服いただいているころには会場も出来上がりそれぞれの席に落ち着きました。
ここでも例外はなく、長々とした挨拶が続いておりました。

長い長い祝辞がすんでやっと乾杯という事になり、アトラクションでお琴の演奏などありまして、やっとお正月の会らしくなっておりました。

１品ずつ運ばれてくるお料理に舌つづみ、ほどよいお酒もいただき会場もにぎやかになっておりました。
こうしてひとつずつ行事が済んで、いつもの日々になって行きます。

それでもまだ新年会・・・残ってる。

新春のジャズは・・・

1月19日（日）
朝起きるとうっすらとあちこちの屋根が白くなっておりました。天気予報の通りでした。

今日は、この寒さの中、昨年からの約束でしたので演奏会のビデオ撮りに行って来ました。
ホテルでしたので寒くはありませんでしたが、行きも帰りも吹きすさぶ北風の中を駐車場までの寒さはたまりません。



ジャズ演奏

今日はある団体の新年会での演奏でしたので、お客様は不特定ですので、つまらなく感じた人もいたと思います。
後で聞いたところ、毎年カラオケをしていたそうですので、それを楽しみに来ている人もおいでとか・・・。

１５０名近く集まりますので全ての人に楽しんでいただけるのは難しいようです。
それでもリズムの良い演奏が始まると、あちこちでダンスをしている方達もいましたので、まずまず成功と言えるかも知れません。

このバンドは、８０歳になろうかという３名が、中心になって活動しております。特に、トランペットを担当している人は大変で、１曲終るたびに少しの間を取らないと次の曲を始められませんので、MCを担当している人は、トランペット奏者の様子を見ながら曲の説明をしております。

私たちには分かりませんが、唇が痛くなって音が出せないとの事ですが、傍目には全く解かりません。

それでも、バンド結成５５周年を迎えて意気軒昂です。

心を和ましてくれる本は・・・

1月18日（土）
外へ出るのがおっくうになってしまうほどの寒さです。
用事があって出てしまえば何という事はないのでしょうが、外には出たくありません。

今日は、昨日出歩いておりましたので、自宅に籠っておりました。
それでも頼まれておりました仕事は着々とこなしております。



完成したDVDのコピー

撮影をしたビデオが編集も終わりＤＶＤに仕上がりましたので、人数分だけのコピーをしておりました。
午前中から始めましたが、買い換えたパソコンでのコピーは初めてです。

ソフトの使い方がよく解らず四苦八苦してしまい、とうとうメーカーに助けを求めてしまいましたが、メーカーの担当者は、忙しいのか声に心がありません。
こちらの操作状況を話すと「それで間違いはありません」と一言。後は質問しても、「そういうこともあります」・・・。

後は自力で何とかするしかありません。
あっちこっちいじっていたら動き出しましたのでボチボチ進んでおります。

半日無駄の時間を費やしてしまったのでいまだに出来上っておりません。
長いＤＶＤなのでコピーに時間がかかります。

しかし、その時間が程よい時間になりました。



いのちの風光

コピーをしながら大好きな本を読むことができたからです。
紀野一義先生の本で、読んでいるだけで心が落ち着いてまいります。

午前中ちょっとイライラしたので丁度良いバランスになりました。
心が疲れた時に読む本だとつくづく思ってしまいました。

水の神様に初詣

1月17日（金）
変わらずの寒さが続いております。

旭川では氷点下３５度といいますが想像もできません。



初詣

遅ればせながら初詣に行って来ました。
元旦には近くの産土神社にはお参りを済ませておりますが、今日お参りした神社は、水を司る神様ですので、私たち水にかかわって生活をしている者にとっては大切な神社です。

毎年欠かさずにお参りしてお札をいただいてまいります。
毎年七草までには行っておりましたが、今年は初釜が１２日にずれ込んでしまい、昨日は東京での初釜と行事が立て続けにありましたので遅くなってしまいました。

丁寧にお詫びをしてお参りしてまいりました。

忘れずに送ってくれました。

1月16日（水）裏千家東京初釜式
今日は風も無く穏やかな一日でした。

久しく顔を見ていない友人から冬の便りが届きました。



乾燥芋

友人の住んでいるところの特産だそうで毎年送ってくれます。
いつも年末に送って来ましたから、「今年は忘れたかな」と密かに思っておりましたが、やはり忘れずに送ってくれました。

お礼の電話をすると、今年はサツマイモが不作で、中々手に入らなかったそうです。
夏の暑さと乾燥で十分に育たなかったそうです。
作物を作るということを考えない私たちですので、サツマイモが不作だということなど分かろうはずがありません。

貴重な干しイモですので味わって食べなければ罰があったしまいそうです。
昨年もお稽古に見えた人たちに、終わった後に少しずつ分けて食べて貰いました。

誰もが美味しそうに食べてくれますが、今年は数が少ないようですので皆さんに回って行くかどうか・・・
友人に感謝感謝！！

今頃、風炉のお稽古ですが・・・

1月15日（水）小正月
毎日最低気温の記録を更新しているような日が続いております。

今日も大學でのお稽古でした。

大勢の参加がありましたので、二部屋に分かれてのお稽古になりました。
上級生は炉の稽古で、下級生は風炉のけいこです。
今の時期に風炉？と思われるでしょうが、風炉のお点前ができないと困ることばかりですので、下級生にはどうしても風炉をしっかり覚えてもらいたいと考えるからです。



シルエットの茶室

この大学の茶室は、広間に炉が切ってないという不思議な構造になっております。開校以来ずっと顧問の先生を通じてお願いをしておりますが未だに実現に至っておりません。
「予算が無い」の一点張りです。

そんな訳で、広間では１年生たちが風炉の稽古に励んでおりました。
これから、花見の茶会、合宿、学園祭といろんな行事が続きます。どれも風炉でのお点前ですので、どうしても風炉のお稽古に重点を置かなくてはなりません。



花びら餅

こちらの大学も昨日と同じく、同じお店の花びら餅です。
自宅で食べて、昨日いただき、そして今日です。

いずれも美味しくいただきました。
このお菓子がお正月の象徴みたいなものですから、来週からは普段通りのお稽古になります。

学校のお稽古が始まりです。

1月14日（火）
寒い日が続いておりますが、今日はこの冬１番の冷え込みだそうです。

今日から大学のお稽古が始まりました。



ロウバイと太神楽

学校も冬休みが終わり１週間が経ち、みなさん風邪も引かずに元気に集まりました。
一昨日、昨日と成人式を済ませた人が何人もおりました。

成人式です・・・。何年前の事か・・・。

今日も１年生が多かったので、こまごまとしたところを重点的に稽古を重ね、各自の弱点を直して行きたいと思っております。
自分たちだけで稽古をしていると、どうしてもやり易く楽な方向に行ってしまいますので、そんなところを注意しながら見てまいりました。



花びら餅

暮れから正月にかけてブランクがありましたが、上級生はさすがに落ち着いた綺麗なお点前をしておりました。
この子たちは、どこでお点前をしても恥ずかしくないほど上達しております。



拝見
４年間一生懸命お稽古をしておりますと、いろんな制約もありますが、ほとんど、自宅に来ている人達と変わりがないほど上手くなります。

綺麗なお点前ができるようになっても、社会人になってお稽古を続ける子が少なくちょっと寂しくもあります。
それぞれ事情がありますので仕方のない事だと思いますが、卒業しても続けてほしいといつも思っております。

祝膳を決めるのは・・・

1月13日（月）成人の日
気温は下がりませんでしたが、風の強い一日でした。

今日は成人の日、各地で式典が行われていると思いますが、最近はユニーク成人式が多いいらしく、よく報道されております。
さて、今日も昨日の初釜の事を少し書いてみます。



重弁当

昨年と同じく重ねのお弁当です。
歳が明けてからボチボチと作っては味見をしながら完成させました。

魚類と蒲鉾以外は全部手作りですので味は、その時々に決めて作っております。
今までは、松花堂でしたが、こちらの方が豪華ですし見栄えを良いのでが、後が大変です。

田形にはそれぞれの器が入っておりますので、洗って片付けるだけでへとへとになってしまいます。
そんな訳で、重弁当になった訳です。

松花堂と同じものが並べてありますが、やはり綺麗さや豪華さでは敵わないようですが、「楽」というだけで選んでしまう情けない齢になったのかも知れません。



煮物椀

和食のメインでもありますお椀は、お正月ですのでお雑煮に決めております。
鳥肉団子・餅・キヌサヤ・手毬麩・椎茸・ほうれん草・柚子などを盛り合わせたものです。
お椀の決め手は、何といってもだし汁です。透き通るような汁を張って完成させますが、この汁こそが、美味しさを決めてくれます。

ビックリするほど昆布や削り節を使います。

最近のお茶事では、車の方が多くなって来ましたので、お酒を飲まなくなってしまい、なんだかつまらない祝い膳になってしまいますが仕方ありません。
一昔前は、車で来ていても皆さんお酒をいただいておりましたが、最近は引杯に口すらつけません。

どなたも徹底しておりますので、こちらも無理強いはいたしません。
そんな初釜も終わりましたので、いつもの通りの生活に戻って行きます。

初釜が終わって

1月12日（日）
昨日から比べたら寒さもうちばでの中、初釜が終わりました。
１２時席入りで、３時半といったまずまずの時間で終わることができました。



床の間

昨年３０日に飾り付けた床の間をそのまま使っての初釜でした。
軸は「松樹千年翠」そして、「蓬莱飾り」、香合は「小槌」、今まで花を飾ったことがありませんでしたが、竹の花入に「蝋梅に大神楽椿」を生けて見ました。



花

そして、お菓子は、毎年吉例となっております「花びら餅」です。お正月だけのお菓子ですので、美味しくいただきました。



お菓子

思っていた通り、朝になって2～3の出し忘れがありました。

肝心のお椀が出ていないのには驚きました。
お椀は、和食のメインですのに、その器を忘れてしまうなんてどうしたことでしょう。

緊張感がないのか疲れているのか自分でもわかりませんが、自宅での茶会はどうしても気が緩みがちです。
終わってほっとして、お当番の方たちは落ち着いてお茶を召し上がっておりませんので、皆さんとゆっくりと一服いただき疲れをいやしました。

後片付けをして、お当番の方達が帰ったのが５時ころになってしまいましたが、１日慣れないことの連続でしたがお疲れ様でした。