tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

料理も道具も準備万端ですが・・・

2014-01-11 18:23:15 | 茶の湯
1月11日(土)
寒に入ってから今日は、この冬一番の冷え込みだといいます。
風もないのに底冷えのするような寒さです。

午前中は、お膳を出したり、お料理を盛る器を出したりと家の中をあっちこっちと脚立を持って動き回っておりました。
午後からは庭の掃除が待っております。



氷柱

庭に出てビックリです。
先日の氷柱にも驚きましたが、今日は5倍くらいの太さに成長しておりました。

蹲もすっかり凍っておりまして、中に閉じ込められた紅葉が綺麗でした。
この寒さでは、明日は表には出られないかな・・・・。蹲は凍っていて使えないし・・・。

ひと通りの掃除を済ませて一休み。



明日の道具

明日使う茶道具も全部箱から出して拭き清め準備も終わりです。
いつもの事ですが、準備が終わっても何か忘れているような気がいたしますのであれこれ考えて見ますが、すべて出したような・・・確信がありません。

明日になれば分かるから・・・なんて自分に言い聞かせております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初釜のカウントダウン

2014-01-10 17:19:19 | 茶の湯
1月10日(金)
厳しい寒さが続いております。
庭の散水用の蛇口が凍りついてしまいお昼近くになってやっとちょろちょろと出始めておりました。

野草棚の水道はしっかり防寒対策をしておりましたから凍ることはありません。
こちらは凍っては大変ですので万全です。



出し終えた道具

今日は初釜に使う道具を出し始めて、夕方には終わりました。
取り合わせを考えながら出しておりますから少しも進みません。

事前に道具組をしっかりしてから始めればこんなことにはなりませんが、自宅での初釜ですのでなんとなく緩んでおります。
お茶会などの時は、何か月も前から考えて会記を書いては考えて、また書き直しというほど真剣に考えますが、自宅でのお茶会は、「あれが無い・・・」と言ってもすぐに出せますから、そんなだらしない事になってしまうのです。

今日も頭の中で組み上げた道具を出しましたが、これから会記を書いてバランスをチェックしていこうと思っております。

さて、料理の方は、着々と進んでおりまして、肉団子や海老などの調理はおわり、明日からは、保存の利かない食材の下ごしらえを済ませれば、あとは当日を待つばかりとなります。
6日の仕事始めからスタートした初釜の準備も先が見えてきました。

毎年の事ではありますが、初釜が終わって初めてお正月らしい気分になれるのかも知れません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食材は「安い物ほど手が掛かる」といわれ・・・

2014-01-09 17:08:03 | 日常雑感
1月9日(木)
気温の上がらない寒い一日でした。
ましてや、強い北風ですので一層の寒さを感じます。

昼食後、初釜の祝膳の買い出しに行って来ました。
ごぼう、里芋、かんぴょう、牛肉、鳥の挽肉など買い、当日用のお刺身と焼き魚に使うお魚を頼んで来ました。



里芋

食材は「安い物ほど手が掛かる」と言われておりまして、これからじっくりと手を掛け加えながら料理して行こうと思っております。

この里芋も綺麗に面を取りまして、ゆっくりと煮てゆくとホクホクとした美味しいお芋さんに代わって行きます。
かんぴょうは、牛肉の昆布巻きを結ぶのに使います。

鶏肉は団子にしてお椀に使います。そして、ごぼうはたたきごぼうにと代わって行きます。
和食はこれらの何でもない食材を使って、見た目も、味わいも、食べた人達の誰もが「美味しい」という料理に生まれ変わって行くものだと思っております。

和食も昨年12月4日に、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
これを機に、和食の需要がたくさん増えることを期待しているようなコメントがよく聞かれましたが、私たち日本人の口に合った食べ物は、私たちが子供のころから食べ親しんだものが一番で欠かせないはずです。

これからも、手間を惜しまず、何でもない食材を美味しくいただくことを考えながら生活してゆきたいと思っております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金柑を祝膳に・・・

2014-01-08 16:57:53 | 日常雑感
1月8日(水)
天気予報の通り、午後から雲が広がり始め、夕方にはいつ降りだしてもおかしくないほどの雲の厚さになりました。
久しぶりの雨になりそうです。

そろそろ降らないと、庭の木々がかわいそうかも知れません。



金柑

金柑ですが、この金柑が私どもの初釜の祝膳には欠かすことのできない物になっております。
少しずつですが、初釜の準備をしておりまして、この金柑も今日作り初めましたので、ブログをUPする頃には出来上がっていると思います。

金柑は、ミカン科のキンカン属の低木常緑樹で、別名にキンキツ(金橘)とも呼ばれ薬用として、のどの痛みや咳止めなど民間薬として使われていたそうです。

この金柑を茹でて、種を取り除き甘く煮たものが初釜の祝膳に盛り付けられます。
彩も鮮やかですし、食べても美味しいものですのでどなたも喜びます。

1日に一品か二品作って行けば当日には十分間に合います。
お刺身以外はすべて手作りでと考えて始めましたが、年々その大変さが分かってまいりました。

いつまでできることやら・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七草粥と白玉は・・・

2014-01-07 17:00:35 | 日常雑感
1月7日(火)七草
今日は七草です。

七草粥を食べた方も多いかと思います。
古より日本では、雪の間や陽だまりの草陰から芽を出した草を摘む「若菜摘み」といった風習があったと言われております。

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベ・ホトケノザ・ナズナ・スズシロが七草です。
中でもゴギョウは現代ではハハコグサ、スズシロは大根、ナズナは蕪だそうですが、地方によってさまざまな呼び方がありますから、これだという呼び名を決めつけない方がよいようです。

私が育ったところでは幾つか全く違う呼び方をしておりました。
成人していろんな人達と出会い話をして行く中で覚えたものがほとんどです。



白玉椿

庭の白玉椿ですが、丁度使い頃の大きさです。
これを見るとよくぞと、思うほど美味しそうな白玉に見えてきます。



白玉椿

白玉椿が開いたとこです。

お茶席では開いた椿は使いません。
枝ぶりもよく、葉の整った椿を探すのは中々大変なことですが、庭の白玉は、どれを切ってもすぐに使えるほど枝ぶりも葉の並びも良いものです。

我が家に来て4年目ようやくたくさんの花を咲かせるようになりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暦を見る楽しさは・・・

2014-01-06 18:27:47 | 日常雑感
1月6日(月)
寒に入り寒さが一段と増しております。

今日も寒い一日でした。
私のブログに欠かせない物がいくつかありますが、暦は欠かしては書けないほど大切なものです。





今年の運勢をはじめ、やって良いこと悪いことなどが事細やかに載っておりますから見ていても楽しいものです。

ちなみに、今日は「ひのと うし」の「五黄」「たつ」「大安」「危」その他に、官庁御用始め、東京消防出初式、高崎だるま市などが記載されております。
そして、今日は「不成就日」でもあります。

良い日悪い日などそれぞれありますが、すべて良い日などありませんから、見ても気にはしないことにしております。
「たつ」は建つの関連には良い日ですが、「危」では、高所での仕事は大凶だそうで、家を建てるには良い日でもありますが「不成就日」が気になります。

こんなこと気にしていたら身動きが取れなくなってしまいますから、自分の都合に合わせて見ると良いようです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小寒なのに・・・

2014-01-05 17:56:55 | 日常雑感
1月5日(日)小寒
今日は小寒。
寒の入りともいわれ一年で最も寒さが極まる手前のころの事だそうです。

しかし、「小寒の氷、大寒で解く」という言葉があるそうで、大寒よりむしろ小寒の方が寒いといわれるゆえんです。
この寒の入りから寒明けまでの1ヶ月が寒の内になります。



1月

我が家もお正月は終わり、あと1週間に迫った初釜の準備に入りました。
保存のできるものから作り始めました。

毎年同じような内容ですが、ひと品ずつ作るものですから時間がかかります。かかった分だけ美味しくなると思います。



ロウバイ

我が家の蝋梅も今が盛りと咲いております。
例年飛んできては花を食い散らかす小鳥が今年は来ておりません。どこかにもっと美味しいものを見つけたのかも知れません。
そのお蔭で、綺麗な蝋梅が見られますが、それでも、でまだ油断はできません。



白侘助

白侘助もたくさんの花を付けております。
品のいい花ですので、どんな花入れにもぴたりと合います。

日の全く当たらないところに植えてありますが、この寒さにもめげずよく花を咲かせると思っております。
そして、驚いたことに、花びらに緑色をした蜘蛛がいるのにはびっくりです。

蜜を食べているのか吸っているのかわかりませんが、これ程寒いのに蜘蛛がいるなんて・・・。
どういった蜘蛛なのでしょうか?





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビデオのBGMを使うには・・・

2014-01-04 18:13:22 | 日常雑感
1月4日(土)
昨日とは打って変わって冷たい風が吹きすさぶ寒い一日でした。
お正月を迎えてから初めてのんびりとした日になりました。
人も来ないしただただのんびりとしたお正月でした。

こんな日はテレビを見るか、本を読むか・・・パソコンに向かっておりました。
パソコンを変えてから、音楽を取り込んでおりませんでしたのでCDを取り込むことにいたしました。



選曲の達人

このCDは、ビデオ編集には欠かせない音楽が入っております。
それがすべてフリーということですので、どんなビデオにもBGMとして使用ができるものです。

自分の好きな音楽をBGMに使いますと、公共の場所などでビデオを見ることは、著作権の問題で罰せられることがあります。
そんな訳で、このCDはどうしても使うものですのでやっと取り込めたというわけです。

旅の映像などでは、自分達だけで楽しみますので、好きな映画音楽やジャズなどを使いますが、それ以外は、フリーの音源を使っておいた方が無難ということになります。
一度手元を離れたDVDは、誰がどんな風に使うかわかりませんので、こうした音源はビデオ編集を楽しんでいる人達には必要不可欠といったところです。

午後から半日も掛かりましたが、これでいつでも使うことができます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丹精込めた野菜を・・・

2014-01-03 16:49:33 | 徒然日記
1月3日(金)
穏やかなお正月のお天気です。そして穏やかに暮れて行うとしております。

うちにお稽古に見えている男性がおります。
大学を出て野菜などを育てる会社に就職して、真っ黒になって働いておりましたが、突然会社を辞めて独立いたしました。

独立して2年が経とうとしております。



届けてくれた野菜
そんな彼が昨年のお正月から、自分で育てて収穫しました野菜を届けてくれました。

箱には、小松菜、キャベツ、白菜、ネギ、ブロッコリー、人参、そして、米、卵などが並んでおりました。どれも彼が丹精込めて作り上げたものです。
お米は、今度の初釜の時に皆さんに食べていただこうと思っております。

一所懸命働いていることは彼の顔や腕などを見ていればわかります。
大学を卒業してすぐにお稽古に来るようになりましたが、あの頃とは見違えるほどたくましくなっております。

真っ黒に焼けた顔、ますます太くなった腕や腿など、本物の証でもあります。



山芋

昨年も持って来てくれました山芋です。

彼が勤めておりました会社のオリジナル商品だそうです。
彼が、会社を嫌になって辞めたのではないことが、そんなところからもうかがえます。

週に1度は顔を合わせますが、プライベートなことは案外知らないもので、彼が会社を辞めたのも社中の誰よりも遅かったようです。
野菜畑も周りの休耕畑を借りて大きく広くなっているようで、忙しいときは、パートのおじさんおばさんに手伝っていただいているようです。

毎週1時間以上もかかる道のりを、お稽古に通って来てくれます。
何にでも熱心な好青年です。

早くお嫁さんをと願っておりますが・・・。あまり自分から話さない性分ですので彼女はおりますか・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太神楽椿にお福さんは・・・

2014-01-02 17:10:00 | 日常雑感
2014年1月2日(木)
あけましておめでとうございます。

朝から日差しはありますが、強い北風が吹いております。
正月2日になりました。
のんびりしていようと思っておりましたが、昨日からテレビを見ながら年賀状書きをしております。

自分で出す葉書は全部済ませておりましたが、頂いた年賀ハガキの返事書きです。頂いた手紙に返事を出すのは当たり前のことですのでせっせと書いております。



お福さん

我が家の玄関で丁寧にお客様を迎えてくれております。
福与かなお福さんです。

もう何年になるでしょうか、京都に行ったときに買って来ましたが、今ではすっかり我が家のお正月の看板になっております。



太神楽椿

太神楽椿は、開くとだらしないくらい広がってしまうので、写真くらいの先が赤くなり始めたのを使うことが多いいようです。
昔からの名花の一つですが、変種が多く見られるようで、白が多いい種や白が全くない種などあり、我が家の太神楽も、もともと白が多く見られましたが、最近では赤が強くなっているような気がいたします。

太神楽というおめでたい名前を頂戴しておりますので、お正月に生けるのにはピッタリの椿といえます


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする