太田幸司さんは三沢高校のエースとして1968年夏、1969年春・夏と甲子園に3大会連続出場を果たした。特に1969年夏は、東北勢としては戦後初の決勝進出を果たした。その決勝戦、松山商業戦に2日間の熱投が行われた。1日目は、三沢は満塁サヨナラの好機を2回も逃すなどもあり、延長18回を戦い抜いて0-0の引き分けとなった。太田投手はこの試合を1人で投げ抜いた。再試合となった2日目の試合も全イニングを投げたが、2-4で敗戦。決勝戦計27イニング、準々決勝からの連続45イニングを1人で投げ抜いた熱投も実らず、準優勝に終わった。あの素晴らしい熱投と感動は、今も忘れられません。

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます