約2ヵ月、トータルで23日間オリンピックとパラリンピックのボランティアをさせていただきました。今日お会いしたおじさん、どうもどこがで聞いた言葉?「どちらから?」「北九州の八幡西区です」「??!」本当に私の故郷の隣の区から来られてました。なんでも習志野のスーパー銭湯のような施設に泊まっているそう。そしてコロナになったらどうしたら良いか習志野の役所に聞いたら、どこも病院は満員なのであなたの受け入れは出来ないと。そこでこのおじさん、人に迷惑掛けるわけいかないので、いざと言う時のために、テント持った来たとの事。どこかのスーパーボランティアさんみたい!今夜新幹線で帰るとの事。もちろんオリンピックのボランティアにも来られたらしい。私たちボランティアは交通費として一日1,000円、一日一食の提供。そしてユニフォームの支給です。私でも交通費は足が出ていますが、このおじさん宿泊費と新幹線、凄い。でもとても明るくボランティアをしていました。
そして今日はシティングバレー女子の表彰式。金メダルはアメリカ。今朝の新聞に妊娠している選手がアメリカチームにいると書いていましたので、表彰式で整列している隙に聞いてみたところ、日本の新聞に出ていたと伝えると驚いてさらに喜んで、ご自分のお腹をさして大笑いしていました。いつもながらアメリカ人明るいですね。私は最後も表彰式の選手入場を先導させたいただきました。こんなに真面目な2ヵ月、働いている時でもありませんでした。人間、無償の喜びとはこのことでしょうか。ボランティア仲間、スタッフの皆さま、他のボランティア、そして選手の皆さんありがとうございました。
(下の写真は今日お手伝いいただいた通訳ボランティアの皆さま)