さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

冷たい梅雨が続いていますけど

2019-07-16 | 日記
広々とした水田の緑の上の青空にやわらかい雲が浮かんでいました。梅雨の明ける日が近いのかもしれません




ヤブカンゾウのあでやかな花の咲いている堤の上ではモンシロチョウとモンキチョウが戯れあって飛びかっていました。

よし今日は飛び交っている蝶を撮ってやろうと決心してカメラのISOを1600、絞りをf8、連写にセットして蝶を追いました。30分ほど必死になって追ったんですけど手応えのあるカットは一つうも撮れませんでした。

ただ止まっているアカトンボ(ほんとの名前は分からないので通称で)が一カット撮れていました。止まっているのはバナナではありません。ヤブカンゾウの蕾です。




私が子どもの頃は夏の終わり頃の空いっぱいにアカトンボが群れていました。捕まえるのは簡単でした。親指と人差し指でV字型を作りその手を高くあげるのです。するとアカトンボはすぐにその指に止まります。そのとき指を閉じればトンボの脚を捕まえることができるおです。

そしてもうひとつの方法は止まっているトンボの正面に立って利き手を大きく回して円を描くんです。するとトンボの目はそれにつられてくるくるまわります。近寄りながら円を小さくそして早くするのです、すると円を描いていた手の指がトンボのすぐ近くにいってもトンボを動かないので簡単に捕まえることができるのです。

子どもは残酷です、捕まえたトンボの羽を半分ほどに切って鯉のいる池に投げ入れるのです。残った羽を動かして波を立ててるトンボとぼを鯉は大きな口で一飲みでたべるんです。
残酷ですね。

もう一つのカットでは花にじっと止まっているヒメシロチョウが撮れたのです


静かにレンズを近づけてファインダーで蝶を見ると輪郭がはっきりしないのです。なんだろうと思いながらやむなくシャッターを切って家に帰ってパソコンで見るとこんなカットでした。



2頭のヒメシロチョウが向かい合って縦につながりじっとしているんです。交尾なんでしょうね。


ネットでヒメシロチョウの交尾の写真を見ると尻でつながって両脇に別れています。左側の蝶がが時計と反対回りで半回転すると私の撮った写真と同じ姿になります。



連写で蝶を追いましたから撮れてたカットは80カットくらいありました。でも使えたカットは投稿につかった3カットだけです。でもまあいいか偶然ですけどヒメシロチョウの交尾の姿を撮ることが出来たんですから。