さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

嬉しかったんですよ ほっとしたんです

2020-03-20 | 日記

老齢ですし車もないしコロナウイルスも怖いですし、ここ何日も町通りは訪れていないんです。いつも一人で野の道を散歩していました。

ポンプ小屋跡の桜も磐梯山も綺麗ですし、堤の土手にもうっすらと緑も見えています


     

川辺の村も信仰の山飯豊連峰も明るく静か平和です

 

川辺の白鷺も数はすくなくなりましたけど平和な姿を見せてくれています

 

でも車もない老体で町に出ないでいると、テレビやらネットなどで怖いコロナウイルスの猛威の様子が目に耳に入ってくるんです。

 

「新型コロナウイルスによる死者が世界で一万人を超す、イタリアが最多」

などという見出しを見ると怖くなるんです。そしてイタリアの量販店の内部写真が出てほとんどの商品が売りきれて棚が閑散としてる様子などみると、あ、これはまもなく日本もそうなるだろう今のうちに買い溜めしておかなければ・・と不安になって焦ってしまいます。

なぜこんな写真をだすんだろうね、日本とイタリアでは商品の管理体制が同じやなかろうにと思うんですけどもね。興味本位の軽はずみな写真報道だと思います。

 

テレビやネットなどでトイレットペーパーがなくなるという噂に踊らされて買い溜めに走るたくさんの人の様子を耳にします。
  
かつてのぽたん落下式のトイレなら新聞紙でも用を足せます。でも今のように洋式トイレが普通になりますとトイレットペーパーがなくなれば大変なことになります。たぶん私たちの町のスーパーでももう品不足になっているんだろう、買い溜めなどしてない私などどうしたらよかろうかと心配していました。

ところが今日台所の調理台の電池が切れてガスがつかなくなりました。やむなく自転車で町の量販店に電池を買いにいってきたんです。久しぶりの量販店でしたけど何のかわりもなく普通通りに営業していました。単一と単二の電池を買い物籠に入れてレジのところに来て見ると驚きました。レジのうしろのトイレットペーパーとテッシュの売り場の棚に品物がいっぱい積んであるんです。争って買う人など誰もいません。聞けば一人一個しか買えないんです。でも品物がいっぱいありますから安心で争って買う必要もないんです。

販売管理がしっかりしていて人々に不安をあたえないんですね。りっぱだなと感心してしまいました。私もトイレットペーパーとテッシュを一個づつ買って帰りました。ほんとに嬉しかったンですよ。これで安心できるとほんとに嬉しかったんです。

ほんとうに私たちの会津坂下町はいい町だと思いました。立派だなとおもいました