さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

今年最後の晴れ間を愉しんで

2020-12-03 | 日記

ルンルン嬉しくて集落の空も冠雪した磐梯山も澄み切っていました。


   

昨日の天気予報は一日いっぱい曇りの予報でしたけど午前10時を過ぎる頃から会津野を覆っていた霧が晴れわたって陽の光が会津野いっぱいに輝いたんです。

遠く初冠雪した磐梯山も綺麗に見えました


       

その綺麗に晴れわたった天気も今日の午前中までで午後は曇りそして雨でした。でも暖かいんです。どうやらこの冬も暖冬のようですね。

12歳頃を思春期と言いますね。女性がみな美しく見えて明るくて楽しかったンですけど
90歳を過ぎると想春期というんでしょうか、春はただ思い出の中にあるだけで落ち着いています。悟りきったというか老化したといううか、同じようなもんですけどね。

18歳の頃は狂気の戦争の時代でした。国のため古里のために命を賭して戦ってやると言いながら内心では「死んだらどうなるんだろう」「死ぬのが怖い」と恐怖に駆られて夜も眠れませんでした。

それが94歳まもなくの93歳11ヶ月の爺いは「そのうち逝くんだろうけどコロナでは逝きたくないな」程度に死を軽く考えて、死にたいとも思いませんけど死は自然なことで特別怖くはないと思えるんてす。

六文銭を懐に三途の川を渡り閻魔大王の前で私など生前ろくなことしてませんから当然地獄行きを言い渡される。そんなこと信じてる人など今はいませんよね。

でも私が家内より先に逝くようになったときは
「おんあぼきゃべいろしゃのなかもだらまにはんどばじんばらはらばりたやうん」
 と心のなかで光明真言を唱え、

家内に「長い間お世話になりました」といって逝くつもりです。

光明真言は「少々の悪行があっても死の前に唱えれば必ず極楽に行ける」と机を並べていた元和尚の同僚に繰り返し教えていただいた秘法のとなえごとです。信じる人は信じるといいですね。よけいなことをくだくだ書いてご免なさい。