春遠からじといいますけど初雪がこんなになっちゃたらやっぱり春は遠いと思ってしまいます。
蕗の薹やツクシがこの川辺に萌えるのは四月上旬になる会津です。これから四ヶ月厳しい冬の季節を乗り越えなければなりません。コロナの安全な農道は雪に閉ざされてしまいます。やむを得ず街通りが散歩道になってしまいます。
このカットは国道ではありませんけど町から喜多方市に通ずる幹線道路が旧宮川にかかる八千代橋からの眺めです。今は見えませんけど天気が晴れた日にはこの流れにカルガモや渡り鳥の小ガモが群れるんですよ。
カモたちは賢いんですよ、冬季は銃猟が解禁になります。街の住宅地に近いこの場所は 銃猟がおこなわれないことをカモたちは知っているんです。
この橋の下を流れる旧宮川は広い町の公園を通って流れてくるんです。かつてはその公園の中を流れる旧宮川にはたくさんのカモ類が群れていたんですよ。5月ころには10数羽の小ガモを引き連れた母カモなどがみられて微笑ましかったんですよ。
でもいつの頃からか公園内のカモの群れは少なくなってしまいました。そして公園内の道に銃猟の薬莢が落ちていたりするんです。公園は広いんですけど町から遠く離れていて冬季などは人通りが途絶える時もあるんです。対岸は堤の土手になっいます。堤にそっている向こう側の農道に車が駐車していても公園側からからは見えません。
人の話ではカルガモの肉など泥臭くておいしくないんだそうです。でも人には狩猟本能があります。射撃場で打ち上げた皿の的を撃つよりも飛び上がって逃げるカモを撃つほうが楽しいでしょうね。
でも私は公園内の流れにたくさんのカモが群れ遊んでいた昔が懐かしいです。