五月の空が明るく迎えてくれました

私の住んでる集落の上中政所です。珍しく飯豊連峰がくっきりとして見えました。空気が澄んでいたんですね。
堤の土手の道脇にハルジオンの花が顔をそろえて迎えてくれました。「ハルジオン」ってありふれた外来種の花なんですけど嬉しかったんです。

ほんとにしばらくぶりに楽しんだなじみの散歩道でした。キアゲハチョウも

ベニシジミも楽しげに飛んで迎えてくれました。

帰りは川向かえの農道を通って帰りました。クサノオウの花がいっぱい咲いていました

子どもの頃はこの花の茎を折ると黄色の液が出て気持ちが悪く毒草といわれて嫌いでした。でも癌の痛み止めとしての効用があり尾崎紅葉が使用したことが有名なんだそうですね。激しい毒草だけれども湿疹やタムシなどの皮膚病に効く薬草でもあり「草の王」と言われたんだそうですね。ネットで知りました。
オドリコソウの花も見られました

子どもの頃この花を取ってしりのほうを吸うと「ぽちっ」と音がして甘い蜜が舌に落ちるんですよ。私達は「ウバッチ」といって楽しんでいました。乳母の乳と言うことなんでしょうか。今は外来種のヒメオドリコソウが早春から一面に野を埋めていてオドリコソウの姿はあまり見られなくなりました。
野の花ではないんですけど、帰り道集落のお家の裏庭に綺麗な赤い花のツツジが美事に咲いていました。

この家のご主人はお亡くなりになって久しいんですけど、ばばちゃん(家内)が若かった頃のゲートボールのお師匠さんで私の家ではなにかとお世話頂きました。お優しい方で庭木の剪定なども上手にやってくださる方でした。
ほんとにしばらくぶりに楽しんだなじみの散歩道でした。カメラはキャノンのミラーレスEOS Mに標準ズームレンズとシグマの50mmマクロを装着して撮りました。
EOSMは、新しくM2,M3が発売されたので特別価格の破格の値段で購入したんですけど小さくて軽くてキャノンのレンズはすべて装着出来て重宝しているんです。