「すさみ」へ行くようになってから４０数年になる
友人に「すさみ町」出身の人がいて誘われたんが始まりや
直後に親父が現地のリゾートマンションを購入
まとまった休みや、子供の夏休みに利用してきた
海まで１０数メートルやし 釣り好きにはたまらん立地にある
自分は釣り好きやないし リタイア後も興味がない
非日常を求めてゆっくりできるのは有難いこっちゃ
温泉もあるのでまったり時間を過ごせる
観光地や施設も１、２回行ったら以後は大して面白いこともないし
最近 絵に親しみ出したさかい毎回ハガキサイズ大くらいは用意していく
今回も絵にしたい場所を探しに走り回った
黒潮の海は沖縄の海とは比べられへんけど
色と力強さでは関西では最右翼に挙げられるのは
誰しも認めるとこや
一方 山に入っても紀伊半島は奥深い
偉そうに言うてもちょっと入り口を覗いてきただけやけど
県道 町道 林道等が網の目のようにあり
熊野詣の歴史遺産が残ってる
歩きで踏破すればと
一念発起しての挑戦してみたい気もする
あかんたれには そこまでの決心もないしな
珍しいことに３日間予定のない日が続いたさかい
これ幸いと「南紀すさみ」へ車で出発した
和歌山県も遅ればせながら高速道路や自動車専用道が整備されてきた
３時間ちょっとで目的地に到着 早速海沿いの国道４２号線をドライブ
続いて山道の県道、村道などを走り回った
通行量が少ないこともあって 疲れをほとんど感じへん
初日は好天に恵まれたし 気分は最高やった！
おなじみの民宿に着いて
風呂をさっさと済ませて食事が始まった
毎度おなじみの豪華な海の幸がテーブルに並んだ
一同は見ただけでも満足
写真を撮り忘れたけどまだ他にも
シャコも出してくれやはったな
頑張って？完食できたけど
お陰様？でアルコールをいつもほどは飲めへんかった
夜中用の酒を持ち込んでたけど 宴会はなし
朝までぐっすり寝てしもた
あくる朝は毎度のこっちゃけど
誰某のいびきがうるさかったと非難の仕合で
いつまでも高校生気分になるのが
可笑しいし 楽しい
前回と同じく自分だけで散歩に出た
海沿いを歩いてたら立派な牡蠣加工場があった
まだ最近出来たばかりということやった
ちょうど仕事が始まる時間やさかい
あちこちから若者が集まってくる
皆さん一様に丁寧に挨拶してくれる
ちょっと待って！ なんか変や！ 顔つきも言葉もぎこちない
聞いてみたらベトナムから出稼ぎに来てる若者らしい
少し前までは中国からが主やったけど
色んな事情からベトナム人に代わったということやった
この日は坂越で昼を食べることになり 牡蠣尽くしの店へ
ここは海の家に毛の生えたような店や
年寄りには牡蠣食べ放題はつらい
結局「牡蠣お好み焼き」と「牡蠣焼きそば」を分けて食べた
当分の間は 飲み会でも
牡蠣料理を注文することはないのんと違うかな
月２回飲んでる仲間と旅行をしようということになった
去年も何回か出かけたんやけど
今回は一昨年行った日生の「頭島」で
海の幸を堪能して長生き？しようということになった
道中に「備前長船刀剣博物館」に寄って 名刀を鑑賞
自分は日本刀には大して興味はなかったけど
入館して展示品を鑑賞しだしたら それなりに面白い
自分は恥ずかしながら日本の国のことや事物等知らなさすぎる
これ迄必要を感じなかったからか興味を持たなかったが
言い訳やけど
鑑賞を終えて一路「頭島」へ向こうた
今では日生→鹿久居島→頭島へ橋が架かって観光客には便利になった
TVニュースでも話題になったけど
鹿が夜な夜な渡ってきて農作物を食い荒らしてるし
島の住人はいろんな面で不便になったらしい
大きな声では言われへんけど
島中をバイクや車を無免許で長年運転したり
車検の切れた車も走ってたらしい
なんせ島には駐在所もないし 取り締まりもない
結果 シニアーカー（免許不要）が急激に増えたという話やった
それでも付近を散歩したら
新装のガレージがあちこちに見られたし
車の台数も前に来た時より断然増えてる
これから橋の功罪が現実になってくるやろ
毎度のメンバーでカニを食べに行ってきた
先月の金沢に続いて 残念ながら２日とも雨
メンバーの誰かが雨男？雨女？やのかな
まあどっちにしても到着したら宴会やし
次の日は土産物買いにあっちこっちするだけや
当然カニずくしやってんけど 自分はよう食べきらんで
半分くらい持ち帰りにしてもろた
今回は歳の差を痛感させられた
帰り道に唯一観光らしきことをしたんは 「玄武洞」
那智勝浦の「玄武洞温泉」へは行ったことはないけど聞いたことはある
ここは玄武岩の切り出し跡らしいねんけど 偉大さに圧倒されて
久しぶりに景色に感動した
素人写真では迫力を写し撮れてないけど
日本国中には色んな名所があるんやな
久しぶりのメンバーで石川県へ
一昨年？「瀬女スキー場」の閉鎖の際に
お世話になったゲレンデへお別れに行って以来や
メンバーの都合で 早朝に名神に乗っての日帰り旅行になった
「白山山麓ホワイトロード」の紅葉見物がメインで
丁度紅葉期にぴったりやってんけど
残念ながら雨雲がかかって 紅葉が映えへんかった
その代わり前夜からの雨で滝が見事や
これでもまだ不幸中の幸いと喜ぶべきか？
金沢市街に入りかけたら嵐や というても短時間だけ
雨後の「兼六園」ではもう一枚羽織ることになった
「兼六園」散策の途中から「金沢２１世紀美術館」へ
鑑賞の素養のない身には現代アートは難解やな
ああ 腹へった 花より団子か
昼予約してある寿司屋へ急いだ
今回もそうやけど ブログ用の写真を撮り忘れた
食後はすぐ近くの「金沢駅」へ
「北陸新幹線」開通で一人勝ちしてる駅前は賑やかや
後は最後のメニューの金沢の台所「近江町市場」へ
時間の都合で道の駅によれへんかったぶんお土産をここで
いうても食料品ばっかりやさかい 主に魚になるわな
帰宅後早速 酒の肴にして 満足！満足！
今回のメインは「ふぐ」やったさかい
明る日は特に予定もなかったけど
土産を買うのに「福良港」へ行った
港では立派な観潮用の帆船が出港するとこやった
側の「練物屋」の〈練りてん〉が有名らしい
以前に土産で貰て美味しかったんを思いだした
ここでの買い物を済ませて次は海産物の店を探すことに
周辺には水産会社の看板がようけ掛かってるけど
皆で決めた水産会社は正解やった
卸屋が小売もしたはるみたいで
店内のあちこちに魚が散らばってる
思い思いの魚介類を買うて
土産買いはとりあえず終わりにして
次は「灘黒岩水仙郷」へ寄ってみた
あと２～３日でシーズン終わるということで
寂しい風景にちょっとがっかり
まあ腹ごなしの運動やと思て急な山肌を登り降りした
あとは行きたいとこもないし
“もう帰ろか”
観光名所を巡る旅は勿論ええとしても
ぶらぶら旅もゆっくりする
旧交を温めるのにはもってこいや
飲み仲間と淡路島へ行ってきた
一月ほど前に「ふぐ」を食いに行こうと皆で決めてた
ここのんは養殖した３年もので、美味しいと人気があるらしい
めざすは南あわじの慶野松原にある国民宿舎や
例によって西宮を出発
明石海峡大橋を渡って淡路島に入ってからは
急ぐこともないし国道を走った
宿舎に到着してすぐに温泉へ
1日前にも温泉に入ってきたとこやけど
やっぱりただの風呂と違うてよう温もる
あがってすぐに夕食の席に着いた
前菜に続いて「テッサ」「鍋」が用意された
４人分にしては充分な量や
皆気持ちは若い頃と変われへんけど
食は細うなってるさかい
やっとこさ最後の雑炊を片ずけた
部屋に帰って飲み直してたら
いつの間にか日ずけが変わってる
布団に入ったらばたんきゅうや
修学旅行やないけど
朝起きたら誰が一番に寝たとか
誰それのいびきで寝られへんかったとか
何歳になっても、しょうむないことでも楽しい
結局自分だけは寝そこのうて
２時間くらいは横になったかな
起きて朝食前に温泉に入った
何遍入ってもええ湯や
この日は特別予定もなかったけど
「美山」へ行くことになった
絵を描く人には絶好の写生地や
一面の銀世界とはいけへんなんだけど
今の時期に雪はよう似合う
せめて写真だけでもと数枚撮った
気が向いたら小さいサイズのものを描いてみようかな
まだ時間は早かったけど
最近開通した「京都縦貫道」で大山経由で帰阪した
次週はこのメンバーでスキーに行く予定や
遊んでくれやはる友達は有難い
網野へカニを食べに行ってきた
友人の都合で午後に大阪を出発
ちょうど３時間で宿に到着
早速温泉に飛び込み 一息ついて食事が始まった
テーブルはカニづくしや
まずカニ酒で乾杯
あとはこれでもかというくらい調理法の違うたんが出てくる
宿の人もよう解ったはって食べきれへんかった時に
どれを残すかまで教えてくれやはる
カニづくしに堪能して部屋に帰って
皆は取敢えず夕寝タイムや
自分は疲れもないし
普段の生活（１２時頃就寝）パターンもあるし
孤り起きてTVを見てた
そのうち入浴終了時間が近ずいたさかい また温泉へ
ここの温泉はええ 浴後のすべすべ感が違う
部屋に帰ったら皆がぼちぼち起きだして
恒例の真夜中の宴会が始まった
このまつりを楽しもうと今回の旅行日を決めてくれたらしい
会場の「天川村役場」に着いたら、特設駐車場は車がまばらやった
雨やなかったら満車で入るのに苦労したことやろし
まつり特別企画の上空からのヘリコプター遊覧飛行も雨のため中止になってた
ほんまは乗るつもりやったらしい
良かった良かった！ やれやれや！！（自分だけ？）
村の人が出したはる名産や飲食の店もご覧の通りや
自分らは昼にはまだ早いけど、小腹も空いたし
「猪汁」「鹿肉コロッケ」等を食べた
特に珍しい特産品もあれへんみたいやさかい
「洞川」に向こうた
ここには６０年前に来たことがある
「女人禁制」の「大峰山」へお参り（修行）登山の時や
２回「大峰山」に登ったけど、その都度登山ルートが違うて
一回は「洞川」から登り「吉野」へ下り
次の年（失念？）は「吉野」から登り「吉野」へ下ったと記憶してる
懐かし！
「洞川」の名所を巡って、温泉で疲れ？を取り帰路に着いた
近畿の近場でもよう行ってへんとこがようけある
今回は紅葉の絶好期に連れてきてもろて有難いこっちゃ
お陰さんで次の日と、その次の日は太腿の筋肉痛になった
こんかいは日帰りで「天川村」へ行ってきた
毎度５人のグループやねんけど
珍しいことに２人が不参加で
おまけにピンスポットで雨になってしもた
その分観光客が少のうて良かったかも
目玉の「御手洗（みたらい）渓谷」にさしかかったら
こんな風景に、慌てて車を停めてもろてパチリ
連れて行ってくれた友人は
こんなもんと違いまっせ
これから、もっとええ景色のとこへ行きますよ
本来は「みたらい渓谷遊歩道」をハイキングする予定やったらしい
けど生憎の雨模様やさかい遊歩道の一部だけを歩いた
一部言うても険しい階段が続くし、吊り橋もある
勇気を振り起こして頑張った
最年長者にとっては充分満足（汗）や
なるほどと納得する渓谷美が次々に展開する
地元の人の話では今年は紅葉が早かって
先週が真っ盛りやったらしい
晴天やったら何倍も良かったやろなぁ
それでもまだ充分に目を楽しませてもろた
紅葉、澄んだ水、瀧、巨岩など目を奪われる景色が続く
思わず５０数枚の写真を撮ってしもた
あんまりようけの写真を載せてもどうかと思うさかい
代表だけを載せてみた
こんな変わったものも
風景に似つかわしい「龍」が！‼︎
お分かりでしょうが樹木の根っこです
帰ってから絵にしようと写真をようけ写したけど
絵にも描けない美しさやさかいな？
渓谷美を堪能した後 「もみじまつり会場」の役場へ
串本での夕食後「すさみ」に帰ってきて泊まり
次の朝は岸壁から海の風景を楽しんだり
街中を自転車で一周したり
のどかな時間を過ごして 「田辺」に向け出発
朝にゆっくりしすぎたさかい着いたら正午を過ぎてた
また地元の人に昼御飯の店情報を聞いてみて
駅近くの寿司屋さんで「しらす丼」を食べた
前の晩美味しいもんを食べた口にはあっさりしてて良かった
次は今回のメイン「南方熊楠顕彰館」へ
自分は２年前にも訪れたとこや
小型のバスが駐車してて観覧者は多かった（１０人？）
顕彰館を観て、敷地内にある生家を見せて貰うと
前回もお会いしたおばちゃん（失礼）が縁側に座っはった
南方熊楠の奥さんの身内の方やそうで
偉人の人となりを話してくれやはって
ボランティアの案内と違うてなかなか面白い思わず聞き入ってしもた
田辺をあとにして、「湯浅」でお土産のみかんを買うて西宮に帰ってきた
折角カメラを持っていったのに、肝心な写真をぜんぜん撮ってへん
美味しいもんやええ景色は 写真無しでは始まれへん
それにしても、気のおけへん仲間とは何をしても楽しい
次回の旅行を約束して帰宅した
「一枚岩」を後にして、次は串本の「橋杭岩」に到着
自分も久しぶりに見たけど立派なもんや
なかなかの写真ですな
これも他人の写真を拝借した
本真にこんなんが撮れるんやな
日の出前の一瞬やと思うけど
そのうちぼちぼち腹がへって来た
夕食に予定してた店を仲間に提案したけど
皆“うん”と云うてくれへん
閉店間際の道の駅で美味しいもんを出してくれる店を尋ねてみた
“地元でしか食べられへんでリーズナブルな店をお願い”
尋ねた人は先輩で寿司屋さんをしたはる店を紹介してくれて
おまけに親切にも電話までかけてくれやはった
教えてもろたんは「松すし」
串本では１、２を争う寿司店で
地魚を専門にしたはる店らしい
お通しは「黒まぎ」 別名「いそもん」や
次は鰹の盛り合わせが出てきた
めちゃ美味いもんが混じってるさかい名前を聞いたら「歯鰹」
他にも「あな貝」（トコブシに似てる）「よろり」（深海魚）等
聞いたことも、食べたことも無い珍しいもんを出してくれやはった
日本酒（滅多に呑めへん）がすすむこと すすむこと！！！
去年は「日生」へ行ったグループと今回は南紀へ
このグループは若かりし高校時代からの付き合いが続いてる
何事でも相談したり、報告したり出来る唯一の仲間や
ここんとこ益々親密度が増して来て週１くらい逢うてる
飲んでるうちに急遽南紀旅行がまとまった
朝９時に西宮北口を出発
交通事情がええさかい正午には日置川の「道の駅志原海岸」に着いた
定食を予約しといたさかい直ぐ「さしみ定食」がでてきた
写真を撮り忘れてしもたさかい愛想がないな
食後は一路南下してすさみ町の「黒島茶屋」で珈琲タイム
引き潮時間をちょっと過ぎてたさかい最高の景色は見られへんかった
大潮の時やったら左はしの波が砂浜になって
潮が満ちて来たら島を左右両側から挟むようになる
この事で再会する男女に見立てて「恋人岬」と呼ばれてる
次は古座の「一枚岩」見物に決定
何本かのルートがあるけど
一番安全なんを選んだら「高富」から北上する路や
間もなく「一枚岩」に到着
また写真を撮り忘れたさかい「古座町」のホームページから借りた
何回見てもなかなかの壮観や！
高さ１００ｍ幅５００ｍの一枚岩を初めて見る友人達は喜んでくれた
つづく
