ええ天気やし、自転車でぶらりと、阪急宝塚線「曽根」駅近くの「アクア文化ホール」での
「大野ギター音楽院」のコンサートに行ってきました。
第一部では小学校一年生から中学二年生までの子供達の独奏に聞き惚れた。
今回だけやなしに、ことあるごとに子供達の演奏を聴かせてもらう機会がある。
毎度のことやけど"降参"の一言や。大きなギター(大人と一緒)に小さい手。
恐れることも無しに、さっさと弾いて"一丁上がり"。
なんとも頼もしい限りですわ。幼い子供の可能性の無限さに驚きを隠せません。
また、中学生ともなれば"大人顔負けの表現力"に脱帽です。
自分には弾くことも出来ない曲(技術的に)を、豊かな感性を持って弾きこなすのを目の当りにして只驚くばかりです。
大人と子供に分けて(自分だけかも)考えること自体が間違うてるんちゃうかなと思った。
落ち込んでばっかりや無しに気を取り直して、日々の練習に取り組まへんかったらやってられません。
自分なりに練習の積み重ねだけです。
これは二十年前にギターを習い始めた時から背負った荷です。最も苦手な楽器演奏をと思った時から始まったことです。
こんなことを云うたら悲壮感だけしか感じられへんと思いますけど、文章にしたらこんな風になっただけで、本人にとってはそれほどでもありませんので、ご安心の程を。
第二部「大野ギター合奏団」の演目はバッハの「シャコンヌ」に続き、モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
両方ともよく知られた大曲や。初演やったけど素晴らしい演奏やった。
院長の大野先生の指揮振りはいつにも増して力がはいってたし、自分等ごときが云うのもなんやけど、「大野ギター合奏団」の充実ぶりを見せつけられた気がした。
指導者大野先生の熱意がひしひしと伝わってくる充実したええ演奏会やった。