今日の「吹田の第九」は631小節~2重フーガ~R~762小節迄でした。難しい所です。
野間先生は「おでこから下腹の間に長い筒が通っている感じで緩まない様に歌いなさい。常に意識して、特に小さい声で歌う時は気を付ける様に。」と言われます。そして「小さい声で高い声が続く時は無理をしないで、口ぱくでいい。」とも言われました。「一万人の第九」の木村先生と同じ事を言われるので、少し笑ってしまいました。前回のレッスンで「肋骨を広げて歌いなさい。」と教わりましたが、野間先生の伝えたい事は、「姿勢正しくお腹から声が伝わっておでこから出す気持ちで歌いなさい。」と言われているのだと思います。油断をすると直ぐにゆるんでべちゃっとした声になってしまいます。上手く歌えるようになるまで、同じ所を何度も、何度も繰り返し歌いました。2時間みっちりと、身振り手振りで汗をかきながら教えて下さるので、私達も真剣に頑張りました。
レッスン終了時は疲れたと感じましたが、次第に心地良い疲れに変わり、家に着くころには気持ちがスッキリしてルンルン気分でした。思いっきり大きな声で歌ったので、声と共にストレスも何処かに飛んで行ったようです。レッスンは19時から21時なので家を出る時はもう薄暗いです。嫌だなと感じる時もありますが、歌った帰り道は「行って良かった!」といつも思います
「おでこから下腹に一本の筒が通っている感じ」のイメージを絵に描いて説明して下さいました。休憩時間に拍子の取り方を説明される先生です。