チコのCOFFEE TIME

「今が一番しあわせ!」と感じながら 大好きな時間を過ごしている大阪のおばちゃん?(お婆ちゃん)です。

「1万人の第九」のレッスンも8回目 あと4回です

2015年10月22日 21時36分02秒 | 日記

 10月14日に引っ越しをしました。荷物の整理や、買い物、事務手続きなど雑用が多くやっと落ち着きました。長くブログも書けませんでしたが今日から心機一転でブログを続けたいと思います。

  8月20日から始まった「1万人の第九」のレッスンですが、今日で8回です。長いと感じていたレッスンも後4回で終了します。今日はM(543小節から)~2重フーガ(655小節~762小節)をレッスンしました。特に2重フーガの部分はベートーヴェンの想いが一番入っている所だそうで、先生のレッスンにも力がこもっていました。先生は汗を拭きながら、何度も繰り返し指導されていました。今日の出来は先生にとって満足出来ない様で、次回も引続いて、2重フーガからレッスンが始まるようです。
 休憩後のレッスン前に毎回ベートーヴェンのお話をして下さいます。今日はベートーヴェンの遺書についての話しでした。
 「ハイリゲンシュタットの遺書」と言われるベートーヴェンの遺書は、1802年10月、当時31歳のベートーヴェンは耳を患い日毎進んで行く難聴への恐怖と絶望の中にありました。深く激しい苦悩から自らの命を絶つこと事さえ考え、そして生と死の狭間で苦悶しながらも自らの音楽を求め抜いて、全てを賭けて生きていく決意をする、切なる叫びが赤裸々に綴られています。遺書を書いた2年後、交響曲第3番「英雄」を発表し、その後10年以上にわたって数々の名作を生みだしました。

 
木村先生は早く来られて受講生と会話を交わされています。 ベートーヴェンの遺書について話されています。

 
他社のテキストの間違いを説明しています。     ホッとしている休憩時間です。