公園歩きをしました。目的は半年くらい前に買った登山靴を慣らすためです。慣れないと肝心の山には履いて行けません。友人は古い靴を見て「ベテラン登山家みたいでいいよ!」と言いますが、私にはみすぼらしい靴に見えます。早く新しい靴で登りたいので頑張って3時間位歩きました。
歩いていて気付きました。「ニセアカシヤ」の花があちこちで満開です。藤の花の様に垂れ下がって咲いています。良い香りがするし、見ているととても美しい花です。でも下を通る人達は殆ど素通りです。目もくれません。「ニセアカシヤ」の名も可愛そうだけど、余りにも人気がないのも可愛そうです。写真を撮っていると通り過ぎる人は「???」の様な顔つきでした。
連休中で、南公園の釣り池は子供連れで賑わっていました。最近急に家族連れが多くなった気がします。池にはカルガモ親子が泳いでいました。4月20日に生まれたそうです。南公園の池に住みついているカルガモで親ガモと7羽の子ガモが仲良くパンを貰っていました。
千里では生垣に「アカメ」をよく見かけます。新葉が赤くてきれいです。「アカメ」の花が咲いているのを初めて見ました。小さな可憐な花です。
靴慣らしで一生懸命だけどキョロキョロしながら歩きました。楽しくて時間の過ぎるのが早かったです。
良い香りのする「ニセアカシヤ」の花です。藤の花の様に垂れ下がって咲いています。
「ハリエンジュ」を調べていると、実用日本語表現辞典に<マメ科ハリエンジュ属の落葉高木、「ニセアカシア」の別名。明治時代に初めてこの樹種が日本に輸入された際には、「アカシア(アカシヤ)」と言ったらこの樹種を指した。ニセアカシアは近年、外来種として各地で問題とされており、日本生態学会が定めた「日本の侵略的外来種ワースト100」にもリストアップされている。>とありました。美しい花なのに近年外来種として各地で問題とされているようです。有害種と知って残念です。西田幸子の「アカシヤの雨がやむとき」や石原裕次郎の「赤いハンカチ」のアカシヤはこの「ニセアカシヤ」だそうです。そして「アカシヤ蜂蜜」は殆どが「ニセアカシヤ」からの蜜だそうです。下段右の写真が本来のアカシヤの花です。色も形も違います。ハリエンジュが最初輸入されて「アカシヤ」に、そして本来のアカシヤが後で入ってきたら「ニセアカシヤ」に呼び名が変わってしまいました。何か別名は無かったのでしょうか?
南千里「牛ヶ首池」で釣りを楽しむ家族連れです。
カルガモ親子です。親ガモは少し離れて子ガモを見守っているようです。
「アカメ」の花です。正式名は「レッドロビンorベニカナメモチ」です。可愛い花が咲くのは初めて見ました。