続・切腹ごっこ

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本能寺より

2006-06-11 | ★レビュー(映像)
大河ドラマ功名が辻、今回の「本能寺」での舘信長の最期は切腹ではなかった。
 戦い疲れ腕にも肩にも銃弾を受けていたからしょうがないかな。ちょっと骨太な感のある森蘭丸の最期も銃弾を受ける(が倒れない)というものだった。蜂の巣にされる濃の最期が一番壮絶な感じがした。
 
 そのあと、(ド忘れしていたのだが)
清水宗治の切腹シーンがあった。水攻めにより湖と化した備中高松城城外で、小船に乗り白装束で切腹。対岸の秀吉目線なので、「双眼鏡を貸せ!」と言いたくなるほど遠景だった。しかも一刻も早く京へ取って返したい秀吉が急かすので腹に突き立てた時点で終わり。
 清水宗治は現在起こっている歴史の激動を何も知らずに切腹したのかもしれない。ある意味かわいそうな人だが、己の命を捨てて城兵の命を助けた姿勢は天晴れだと思う。

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