※以下yahooニュースからの引用↓
子供の性行為を描く漫画など「2次元児童ポルノ」規制のため、東京都が今定例議会に提出した青少年健全育成条例の改正案で、改正案に反対する漫画家のちばてつやさんや里中満智子さんらが15日、都庁で記者会見を開いた。
ちばさんらは都議会最大会派の民主党に意見書を提出。会見で、ちばさんは「文化や表現など新しいものが起きるときはいろんな種類の花が咲く。スミレやサクラなどかれんな花もあれば、ジャングルで形もにおいもすごいラフレシアのような花もあるが、根っこですべて繋がっている。『この花は汚い』と根を断つと、植物群全体が滅ぶ」と改正案を批判。
漫画家の永井豪さんは「私は『ハレンチ学園』で世に出てきた。当時もたたかれたが、規制が始まるとこの作品も確実に出せない。くさい物にはふたをしろと規制するとかえってゆがんだ人間が増える」と述べた。このほか藤子不二雄Aさんやさいとう・たかをさん、萩尾望都さん、西岸良平さんら著名な漫画家らが反対者リストに名を連ねている。
自分の描くイラストはラフレシアかな~ モウセンゴケか、ウツボカヅラかも… なんて想像してみる。2次元流血ポルノって、どんな位置づけなんだろ。際々なのは間違いなさそうだ。「残虐な犯罪を助長する!」って言われ易すぎるだろw
絵や漫画の、規制する・しないの線引きなんて誰ができるっていうんだろう?? 本物の人間の見た目のリアルさを必ずしも追求していない日本の2次元キャラクターを“18歳以上or未満”に分けることなんてできるのか?「非実在青少年」ってナニよ?
18歳未満に見えても、ケモっ子だったり人外系だったりすると規制されなかったりして。単純に規制出来るほど2次元は浅くないぞ!エロと芸術の境目だってハッキリしてないのに、考えがアサハカというか…本気でやれると思っているのか、思いつきでやってるのか、よく分からない。
最初はごく一部の人間からしか文句が出ないところから規制していくつもりなのかもしれない。そして、その範囲がいつの間にか徐々に拡大されていって…ああ怖ろし… 2次元(絵など)だけじゃなくて文章や映像関係(エロビの女子高生モノとか少女コス関係とか)にも及んだりもするんだろうか。
現実に被害者が発生している性犯罪は許せない。しかし“2次元児童ポルノ”は、現実世界の“性犯罪”を増加させているんだろうか?双方を関係づける証拠なんてあるんだろうか?関係がありそうだから表現の自由を奪ってでも規制するっていうのは、「表現の自由」ってものを軽く見てるんじゃないだろうか。
世間は、健全なもの・見かけの良いもの・メジャーでノーマルなものだけでできているわけじゃない。もっと、多様性を受け入れる寛容な度量を持った方がいいと思うんだけど。まぁでも、見たくないものを見なくていい権利っていうのもあると思うから、個人個人で色んなフィルタリングをできるようにすることも必要なのかもしれない。
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