続・切腹ごっこ

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福知山城初登城

2010-11-23 | ★城跡探訪
 前回の続き。

 福知山城は、京都府福知山市の市街地の中央に位置する小高い丘の上にある平山城。1580年ごろ丹波平定の拠点として明智光秀が築城したのが始まりとされる。
 天守は明治8年に取り壊され、築城当時から現存しているのは本丸の中心部分の石垣と銅門続櫓(あかがねもんつづきやぐら)のみである。昭和61年には外観を復元した天守が建てられた。本丸の石垣のすぐ下まで民家が迫り、福知山城公園として整備されている面積は狭い範囲に限られている。
  
 登城口から復元天守が建つ高台までは急な坂を登る。しばらく登ると、塀の上に模擬櫓門や復元天守が見えてくる。
  
 明智光秀が築城した当時の姿を復元した望楼型の福知山城天守。自分が好きなタイプの天守だ。どことなく安土城天守に似ている部分もある。連結している小天守との屋根の重なりもかっこいい。天守内の郷土資料館が閉館時間になっていたため入ることができなかったのが残念だった。
  
 1枚目、深さ50メートルと、城郭内にある井戸としては日本一深い「豊磐井(とよいわのい)」。2枚目、銅門番所(銅門続櫓)は本来建っていた場所から、大正時代に現在ある本丸に移築されたことによって現存している唯一の建造物。
 3枚目、本丸からの福知山市街の眺め。
  
 福知山城公園の登城口付近には、立派な櫓風の建物があるが、これは美術館。その隣に大きな橋が架かっている。

 現存する遺構が少ないためか、福知山城は日本の名城100選には入っていない。ちなみに京都府で100選に入っているのは二条城のみである。

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