「レベルE」アニメ化(現在放送中)の報を聞いてまた読みたくなったので、13年ぶりぐらいに読んだ。面白い、そして出てくるゲームネタ(バーチャファイター、RPGツクール)が懐かしい。
「レベルE」は富樫義博・作のオムニバス形式のSFコメディマンガ。ほとんどの地球人はまだ事実として受け止めていないが、今現在すでに多くの星から宇宙人が飛来しており、なおかつ人間社会に溶け込んで生活している。そんな宇宙人たちと、彼らに偶然接触してしまった人間たちの物語。
登場する宇宙人の生態は、人間のそれとはかけ離れている。が、割と生物の常識の範囲内というか、何でも有りというわけではない。人間以外なら地球上にこういう生態の生物がいてもおかしくはないというレベル。外見や知能が人間に近かったりするので、生態とのギャップがインパクトあったりするのだが。
人間とは違う生態を持った宇宙人って、死生観とか恋愛観が全然違ったりするんだろうな~
そういえば、海王星の外、オールトの海ってところに質量が木星の4倍あるガス惑星がある(と予測される)っていう研究が発表されたって話はどうなんだろ?正式に確認されたら改めて太陽系第9番目の惑星ってことになるのかな。
この天体には「Tyche(テュケ)」っていうギリシャ神話の運命の女神がつけられてるらしいけど、和名は運命星か運星になるんだろうか。80年代の研究発表に基づいて仮定された惑星「ネメシス(名前の由来は、ギリシャ神話の因果応報・義憤・復讐の女神から)」ってのもある(もう過去形かも)らしい。ちなみにネメシスとテュケは姉妹。
OVA「トップをねらえ!」には、冥王星の外に魔王星、智王星、神無月星、雷王星っていうのが発見されてた。マンガ「21エモン」には1999年7の月に太陽系第10惑星の大王星から来た宇宙人と接触したっていう設定があったっけ。←正しくはダイオー星人キョウフが訪問したっていう話。
なんだか現実感がないというか浮世離れした話だけど、ホントに発見されたら面白いな。