続・切腹ごっこ

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ザ・今夜はヒストリー

2011-05-02 | ★レビュー(映像)

 「東京フレンドパークⅡ」の後番組に、4月から「世紀のワイドショー!ザ・今夜はヒストリー」(TBS系列・月曜8時)が始まった。

 日本史の大事件が起こったその日その時にタイムスリップし、リポーターが現場から生中継し、スタジオでは巨大フリップを使って解説するという歴史番組。ノリはワイドショー的な。
 第一回は関ヶ原の戦い、第二回は壇ノ浦の戦い。これ両方とも今年の大河「江」と来年の大河「平清盛」ネタなんだな。第一回の時は「それは他局だから!」とか言いながら「この人(茶々・淀殿)が宮沢りえさん」「大竹しのぶさん」とか言ってたしw
 
 リポーターが歴史上の人物にインタビューするっていう形式は最近よくあるけど、「みのもんたの朝ズバッ!」を彷彿とさせる週刊誌の吊り広告みたいな巨大フリップを使った解説は今までなかったかも。これをやってくれると、複雑な人物の相関関係なんかが分かりやすくていい。
 同時代の海外の歴史的な出来事も合わせて紹介するミニコーナー「ワールドワイドトピックス」も面白い。日本史は、他地域の歴史と切り離しても、ある程度語れてしまうところがあるから同時代の他地域がどの辺りの時代なのかが分かりにくい。なので、こういうコーナーがあると助かる。
 ちなみに関ヶ原の戦いがあった1600年、イギリスではシェイクスピアの「ハムレット」が上演された。また壇ノ浦の戦いがあった1185年頃、スールヤヴァルマン2世によって現在のタイにヒンドゥー教の寺院アンコールワットが建てられた(正確には1150年)。

 番組が長く続けば、白虎隊も取り上げて欲しい。白虎隊市中二番隊にリポーターが密着動向取材して、滝沢本陣から戸ノ口原、飯盛山まで着いていく。暴風雨の中のリポートもできるし、最終的に自刃の現場でインタビューして欲しいな。いわゆる「忠臣蔵」は12月ぐらいにやりそうだ。新撰組もそのうちやりそう。

 あー今日の放送回「黒船来航(1853年)」、見れなかった。

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