続・切腹ごっこ

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TSHシーズン3

2011-05-14 | ★レビュー(映像)

 男子中高生の長袖カッターシャツ(ワイシャツ)の季節突入~☆
 学ランとかブレザーは脱いでるけど、まだ半袖は寒いからこの時期は長袖で…っていう状態の中高生が群れになって歩いている朝の登校風景。善き哉、善き哉。
 当たり前だが、長袖カッターシャツ姿の全員が中学・高校の校門に吸い込まれていく。その先が場になっているのを知ってか知らずか、少年たちは笑顔を交えた雑談を交わしながら校舎に入っていく…。みたいな妄想を膨らましながら、学校前を通り過ぎる。

 「タイムスクープハンター」のシーズン3(毎週木曜夜10時~)が始まった。第1回は、烽火(ほうか)の番人を描いた「のろしを上げよ!」。
 平安時代、対馬には近海を通る船を見張る番人がいた。彼らの仕事は使節船・商船か海賊船かを見分け、その情報を狼煙(烽火)で北九州の太宰府まで届けること。二人一組で見張りをし、昼は煙がよく出るヨモギなどを燃やし、夜は干し草を燃やして炎を掲げる。その煙や炎を次の中継地点にいる者が目視すると、そこでも狼煙を上げ、さらに次の中継地点に知らせる。いくつかの中継地点で狼煙を上げるうちに太宰府に届く、というわけ。
 ある晩、見張りについていた番人が不審な船が対馬に着岸するのを発見。事は急を要する。まだ海賊船かどうかは判別できなかったが、「海賊船だったのに商船と報告してしまった時のリスク」と「商船だったのに海賊船と報告してしまった時のリスク」を天秤にかけ、「海賊船発見!」という狼煙を上げる。その後乗組員を発見し詰問するが、薬として狼の生肉を運ぶ普通の人と判明。ただちにさっきの狼煙は取り消されたが、誤報を発してしまった番人二人は責めを負うことになる。
 後日、別の番人二人(ベテランと新人)が見張りをしていると商船団が近海を通過。「商船団通過!」の狼煙を上げるが次の中継地点からいっこうに狼煙が上がらない。仕方なく新人番人が中継地点まで山道を駆けて知らせに行くことに。無事に知らせた帰り、武器を携える不審な男四人を発見する。その中の1人はなんと先日狼の生肉を運ぶ普通の人として見逃した男だった。「やはりあの男は海賊だった」。新人は男たちに見つからないように急いで狼煙を上げる場所まで駆け戻る。
 ベテラン番人に話し、狼煙を上げようとしたところへ飛んでくる矢!四人の男たちが狼煙を上げさせまいとして攻撃してきたのだ。見張り小屋に逃げ込む二人。この間にも海賊たちの本船が先ほどの商船団に接近しているに違いない。早く狼煙を上げて軍船の出動を要請しなければ!しかし弓で応戦する新人の脚には矢が刺さり、決死の覚悟でたいまつを持って小屋を飛び出たベテランの肩にも矢が。このまま膠着状態が続けば商船が襲われる。新人は機転を利かせて矢の先に火を着けて狼煙台に向けて放つ。見事狼煙は上がり、それを見た次の中継地点からも狼煙が上がる。四人の海賊たちは慌てて逃げ出し、海賊たちの企ては失敗に終わった。先日誤報を発したとして罪に問われた二人の番人の潔白も証明され任務に復帰できた。

 この番組はドキュメンタリー仕立てのドラマにハラハラさせられる。今回は特に熱かった。このシリーズ見たことない人はぜひ!

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