2級までは標準字体までですが、準1級より標準字体の他、許容字体や旧字体が出てきます。
標準字体・・・漢字検定で問題及び標準解答に掲載している字体
許容字体・・・世間一般に認知されており、漢字検定でもこれで書いても正解という字体。
※私のPCにインストールされている辞書 MicrosoftIMEでは、印刷標準字体と簡易慣用字体となっています。
標準字体(許容字体)※抜粋
啞(唖) 嚙(噛) 囊(嚢)
塡(填) 攪(撹) 淵(渕)
瘦(痩) 礦(砿) 禱(祷)
籠(篭) 繡(繍) 蠣(蛎)
軀(躯) 鬱(欝) 濾(蘆)
なんとも厄介そうですが、前置きはこれくらいにします。
おかしいと思いませんか?
搔 の論理で行くと、蚤 だって、
蚤 = 又 + 虫
になっていいと思う。
蚤は許容字体にはなく、又の2点省略は許されていない。
搔だけがなぜ、又の2点省略が許されているのか。
という事は、搔の字も掻を許容してはいけないような気がする。
それに省略してもあまり効率がいい訳でもなし。
ちなみに Wikipediaでは、
漢字の「蚤」は、「掻きたくなる痒い虫」という意味。
とあるが、これは順序が逆のような気がする。
蚤という字が最初にあって、掻くという字が生まれた思う。
あれ?なんだか変?(笑)
------
蔵の中に稲粟を備蓄する。
【答:とうぞく】
標準字体・・・漢字検定で問題及び標準解答に掲載している字体
許容字体・・・世間一般に認知されており、漢字検定でもこれで書いても正解という字体。
※私のPCにインストールされている辞書 MicrosoftIMEでは、印刷標準字体と簡易慣用字体となっています。
漢字検定道場 ロード・オブ・ザ・漢検1級
まず、字種・字体ですが、2~10級は内閣訓令・告示による「常用漢字表」に記載されている漢字が正解となります。また旧字体はたとえ正しく書いていても正解にはなりません。1級・準1級の場合は、「漢字必携一級」という日本漢字能力検定協会が発行した「標準字体」「許容字体」「旧字体一覧表」にあるものが正解となります。
標準字体(許容字体)※抜粋
啞(唖) 嚙(噛) 囊(嚢)
塡(填) 攪(撹) 淵(渕)
瘦(痩) 礦(砿) 禱(祷)
籠(篭) 繡(繍) 蠣(蛎)
軀(躯) 鬱(欝) 濾(蘆)
なんとも厄介そうですが、前置きはこれくらいにします。
標準字体 | 許容字体 | 読み | ||
搔 | 掻 | ソウ か(く) | ||
蚤 | なし | ソウ のみ はや(い) つめ |
おかしいと思いませんか?
搔 の論理で行くと、蚤 だって、
蚤 = 又 + 虫
になっていいと思う。
蚤は許容字体にはなく、又の2点省略は許されていない。
搔だけがなぜ、又の2点省略が許されているのか。
【蚤】
形声文字。虫+2点又。音符の「2点又」(ソウ)は爪の古字で、上から覆う手、または、爪の象形。虫で飛び跳ねるのを上から押えて爪で潰す、のみの意味を表す。
※新漢語林より
という事は、搔の字も掻を許容してはいけないような気がする。
それに省略してもあまり効率がいい訳でもなし。
ちなみに Wikipediaでは、
漢字の「蚤」は、「掻きたくなる痒い虫」という意味。
とあるが、これは順序が逆のような気がする。
蚤という字が最初にあって、掻くという字が生まれた思う。
あれ?なんだか変?(笑)
------
蔵の中に稲粟を備蓄する。
【答:とうぞく】