たたかわない 仲良くつきあい かんかい をめざす。
かんかい
寛解
くつろぐこと。
[医] 病気そのものは完全に治癒していないが、症状が一時的あるいは永続的に軽減または消失すること。特に白血病などの場合に用いる。緩解。
常用漢字とは意外だったと思います。
医学用語は難解です。
医者と患者しか聞いたことがないような言葉がたくさんあります。
もしかしたら、わざと難解にしているのかもしれない。(理由は言わない)
他にも一級に出てくる漢字で、
結紮 けっさつ
血管を縛って結ぶ
褥瘡 じょくそう
床擦れ
苔癬 たいせん
皮膚の丘疹
腓骨 ひこつ
脛骨とともに下腿骨を成す細長い骨
厥逆 けつぎゃく
のぼせ
瘴癘 しょうれい
伝染病の熱病
などがある。
以前にも書きましたが、新常用漢字に追加された196字のうち、医学に関する漢字を再掲します。
■医学系
顎
尻
頭蓋骨
咽喉
死骸
眉
瞳
頬
脇
唾
股
膝
肘
脊椎
腎臓
前立腺
潰瘍
腫瘍
脳梗塞
血痕
鬱
葛藤
脱臼
嗅覚
捻挫
食餌
覚醒
処方箋
痩身
爪
溺死
瞳孔
剥離
斑点
あらためて見ると「読み」については問題ないでしょう。
そして文科省が指標としている「パソコンで正しく変換できる」もそんなにも難しくはない。
でも、「書く」となるとそうとう厄介だ。
日本は、特に明治以降「読み書き」を主要科目として義務教育により国民全体のレベルアップに成功した。
「読み」ことにより読解力をつけ、それを「書く」ことによって”体”に浸み込ませたのだと思う。
「読み書き」をセットで勉強することにより”とにかく”成果をあげた。
何度も言うが、義務教育(含高等教育)が「読み書き」から「読み打つ」では本当の力にはならないと思う。
わたしは感覚だけで生きてきた人間。
リクツじゃない。
だって、今まで成果をあげてきたのに方針を変えることはないはず。
やっぱりうまく言えない。
「鬱」という漢字なんて、かけなくてもいい。
でも新聞にこの字があったら読めるほうがいい。
「うつ」より「鬱」のほうがイメージも伝わりますし。
この漢字の部首が「鬯」チョウ だなんてことも知らなくても問題ない。
もちろんすべて書けたらそれに越したことはないけれど、
書けなくても読めるなら、書けないことをそんなに悲観しなくていいと思う。
わたしは読めないことも多いから、負け惜しみを承知で言いますが、
「書けないけど読めるよ!」と胸を張りたい。
「読めるけど書けない」
これ 異口同音にみなさんおっしゃるけれど、じつは読むこともあやふやなことが多い。
読めて意味がわかっていれば今の時代は御の字なのではないかしら?
「読み書き」ではなく「読み打つ」、いえ「読み選べる」力がこれからは必要な時代になったんですね~
> もちろんすべて書けたらそれに越したことはないけれど、
> 書けなくても読めるなら、書けないことをそんなに悲観しなくていいと思う。
今回追加された196字で、「鬱」という字など書けなくてもいいと私も思います。
こんな字が書けるのはマニアだけでいいでしょう。
だから、この字は常用漢字に入れる必要はないと思うのです。
文科省は「鬱」は頻出度も高いので読めて正しく変換できれば良いと考えているはず。
でも、今まであった常用漢字については読めて書けなくてはいけないとなるでしょう。
この字は、「読めて正しく変換できれば良い」
この字は、「読めて書けなくてはいけない」
という線引きはどこでするのでしょう。
教育現場の混乱を招くだけだと思うのですが。
というより、私がなぜ「読み書き」に拘るのか。
人間としての品性を大事にしたいからなんです。
わたしは基本的に電子メールでも、書けない字は使いません。
なんだか背伸びしているみたいで、すごくみっともなく思えるから。
根本にあるのは、手書きの手紙を大事にしたいから。
相手とのコミュニケーション手段で一番もらって嬉しいのは、
手紙 → 電話 → Eメール
の順だと思います。
やはりメールは軽いのです。あくまで私見ですが。
Eりなさん、ありがとうございます。
またアツく語りあいましょう。
失礼しました m(__)m
おっしゃりたいこと 納得できました。
>わたしは基本的に電子メールでも、書けない字は使いません。
>なんだか背伸びしているみたいで、すごくみっともなく思えるから。
これ、よくわかります。
みっともないって同じ感覚です。
※だから私には今は1級は必要ない(負け惜しみに聞こえる?)
日本人の教養としては、準1級のレベルくらいがほどよいでは?と思います。
<質問>
ほどよい ほど良い 程よい 程好い
上記のうち使いよいのはどれ?
こちらこそ生意気言って申し訳ありません。
> 日本人の教養としては、準1級のレベルくらいがほどよいでは?と思います。
わたしもそう思います。
日常生活では充分過ぎるくらいでしょう。
でも、わたしは一級に挑戦します。
半分以上は普段使うことがない熟語です。
なんとなくなんですが、一級に挑戦・勉強する意義は絶対あると信じています。
人間形成の上で。
> ほどよい ほど良い 程よい 程好い
わたしも文章のバランスを非常に大切にします。
漢字が多すぎると硬すぎます。
ひらがなの余白をうまく使って文章全体のバランス考えています。
文章全体のバランスと文章内容にもよりますが、わたしなら「ほど良い」を使います。
ありがとう。