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・古くから 晴れと ケ との区別があった。
セツ
はだぎ、ふだんぎ、な(れる)、けが(れる)、
けが(らわしい)、あなど(る)、け
褻
【解字】形声。衣+埶。音符の埶ゲキは、若木を手に取る形にかたどる。ずっと手にし、着なれた衣服の意味を表す。
- ふだんぎ。平服。私服。
- はだぎ。下着。
- なれる。なれなれしくする。
- あなどる。
- けがれる。また、よごす。けがす。
- けがらわしい。
『慣用句』
褻にも晴れにも
普段にも晴々しい折にも。日常。中庸姿。
お天気のことと勘違いされた方も多かったと思います。
(私も含んでいます)
衣+埶で、着なれた衣服の意味を表す。なんて美しく仕上がっていると思いませんか。
むかしの人の方が、晴れの席(儀礼・祭)と褻(日常)とを、メリハリを持って区別していました。
学校の制服と一緒で、正装すればどんな幼い子だって背筋を伸ばし凛として気持ちも引き締まるというものです。
半ケツ出してズボンを引き摺るように穿いている若者に対し、 ”ピシッとしろ” と云うほうが無理な注文に決まっています。
わたしの持ってるPCの辞書(MS IME)では、「ケ」と打って「褻」なんて候補は絶対出てきはしません。
もし、あなたのPCで「ケ」が「褻」と難なく変換されるとしたら、
辞書に単語登録している。
高性能な辞書を搭載している。
Virusに侵されている。
PCがOSからぶっ壊れている。
上記の何れかでしょう。
なので、わたしはどう変換して「褻」の字を出しているかというと、、
まあ、ご想像通り、皆さんと同じ方法ですって・・・・・・・・ きっと。 (^^)v