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スコット沼蘋女
ライラック、リラ
紫丁香花
和名は紫丁香花(むらさきはしどい)
英語では、ライラック(Lilac)
仏語では、リラ(Lilas)
札幌市の花はライラック。
毎年5月下旬から「さっぽろライラックまつり」も開催されています。
もともとはヨーロッパが原産なので、ライラックよりリラの方が正解のような気がする。
ところで北海道には「リラ冷え」という美しい言葉があるのをご存知ですか。
ライラックの花が咲き誇る5月下旬にオホーツク海高気圧の影響で急に冷え込む日のことです。
本州の「花冷え」と同じような意味合いだと思います。
作家の渡辺淳一さんが「リラ冷えの街」を書いてから一気に全国に広がったそうです。
わたしも最近まで全国区の言葉だと信じていたのですが、本州の方はご存知ない方が多いようですね。
というか、ヨーロッパ生まれの言葉だと思っていました。笑
全国各地よりやっと桜の便りが聞かれるようになってきましたが、
ここ北の大地では、ソメイヨシノが5月上旬頃から見ごろとなります。
そして桜が散るといよいよライラックの花が咲き始めます。
もうすぐ札幌にも遅くて短い春が訪れます。
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heyqlowさん、よろしくね。