自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

2015グロース日記 2

2015-08-11 05:52:29 | グロースキャンプ
27日、月曜日、羽田に集合した5人の子供たち。


中学2年生男子が一人、中学3年生男子一人と女子が3人。


全員、小学校低学年からグロースのリピーター。


心なしか緊張している彼らを引き連れて、十勝帯広空港へ。


レンタカーを借りて、目指す場所は、士幌の農村自然公園。


ここは、北海道の入植時から変わらずに残された原始の森。


その森の入り口で、昨日のブログにあった 「 リーダーとは何か? 」 の話し合い。


世の中には 「 リーダー論 」 が星の数ほどあるけれど、どれも正解でどれも不正解。


子どもたちには、よく言われていることではない、「 自分の目指すリーダー像 」 を描いて、もらう。


このあたりのことは、昨日のブログにある通り。


夕方になって、士幌高原にあるヌプカの里へ。


高原は霧が降りている。





ここで、二日間のリートレが始まる。


ボクが大切にしている、自分らしく生きるためのアイディア 「 ゴールデンルール 」 を、理論だけじゃなく、ひとつひとつ実習を体験しながら学んでいく。


いくつかある中の一番最初のテーマは、人生の目標設定に関して。


最近の若者たちの 「 夢を持たない風潮 」 を、よく耳にする。


バブル崩壊以降に生まれた世代は、未来に希望を持たない者が多いと言う。


学校を卒業して、安定した企業に勤める。


あるいは、勤めが嫌ならいつでも辞められるアルバイトや派遣の仕事に従事する。


夢や希望を持たない理由は、「 先が知れている 」 からであり、「 冒険よりも安定 」 だという。


経産省の調べで、起業する若者が減っているというニュースもあった。


ユングは、人生を前半と後半に分けて、後半である40歳を過ぎたら自己分析をすべきである、と言っていたようだ。


言いかえれば、それまでの前半の人生では、社会的な居場所を作るために、目標を持ってそれに向かい、手に入れて喜び、失って挫折を味わう。


そういった経験がとても重要になってくる、ということなのです。


若い人たちが夢を持たないということは、おおきな挫折や喜びを味わないまま、そして社会的な居場所を持たないまま、中年期を迎えるということになる。


60を過ぎたボク自身が強く感じるのは、若いうちは、アドラー心理学、40過ぎたらユング心理学がフィットするような気がするのです。




リートレでは、やり遂げてもらう名物の実習がいくつかあります。


そのひとつが、通称 「 箱乗り 」。


以前は、ビールケースに乗っていたのですが、木の切り株や、公園のベンチ代わりの石などを利用しています。


ビールケースには、いったい何人乗れるのかと言うと、、、、、ボクのトレーニングの最高記録は13人でした。同時にですよ。それも1分間。


ちょっと驚きますよね。


リートレでは、ビールケースは使いません。


5人の子どもたちが乗るには大分小さな切り株に、協力しお互いに信じあって2分間乗り続けるのです。


それが、この石。


ただこの石に乗る、と言うことだけでは終わらない。


実際に、この実習が彼らにとって、とても大きな体験になっていくのです。


はてさて、どんなことになっていくのかオタノシミ、です。







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