自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

生まれる前の記憶『神様との約束』

2014-03-19 06:22:51 | 映画
4人会のKRHが、教えてくれた映画がある。


生まれ来る前の記憶を持つ子どもたちがいて、その彼らを追ったドキュメンタリー映画。


映画では、記憶を持つ子供と出会ったドクターが誠実にその経験を語っていた。


生まれる前は、大仏みたいな神様がいて、一緒にお母さんを選ぶ、らしい。


地球を見下ろすテレビのようなものを見ていて、母親を選ぶ。


なんだかおもしろい。


大事なポイントは、この「自分で選ぶ」こと。


父と母を自分で選び、その二人を幸せにするために生まれてくる。


ボクは、この考え方が好きだ。


同じ話をする多くの子どもたちがいるという。


しかしながら、科学的な根拠はどこにもないわけで、それが本当かどうかは確かめようもないこと。


映画ガイア・シンフォニーの、何番かで紹介されたアーヴィン・ラズロ。


天才ピアニストであり、同時に哲学者、世界賢人会議「ブタペストクラブ」の会長でもある彼が提唱する理論がある。


「この世界とは何か?どうやって生まれたのか?我々はなんなのか?」と40年以上にわたって研究し続けてきたひとつの答えが「量子真空」理論。


難しすぎて、ここでは説明しきれないので、興味のある人は自分で調べてみてください。


宇宙を湖に例えると、そこに石を投げると波紋が起きる。


もう一つ別のところから石を投げると、新しい波紋が、最初の波紋とぶつかる。


すると、また新しい波紋が生まれる。


この新しい波紋は、1番目と2番目とは違う波紋だけれども、それぞれの波紋の記憶を継承している。


つまり、この宇宙で起きるこのあらゆることは、量子真空と言う場にすべて記憶され、さらにその量子真空が、あらゆる場をつないでいる。


こういったことを、物理学者でもあるアーヴィン・ラズロが語るのだけれど、科学はまだそれを証明しきれていない。


でも、こういった事柄は、つまり、生まれる前の記憶があるのかどうかもそうだけれど、本当かどうかは実はあまり大事ではないのかもしれない。


生きていくうえで、自分がどういう思想を持ち、どういう立場から物事を見据え、いかに生きていくのかが大事であって、目くじら立てて前世があるとかないとか論じる必要は、ボクにはあまり感じない。


ただ、そう思うだけなんだけれど、その立場に立っていた方が、自分が生きやすいだけ。



確かに、うちの下の娘も、3歳ごろに生まれる時のことをよく語ってくれていた。


おなかの中がどうだったとか、出てくるときはこうだったとか・・・・。


「覚えていたよね」


と、確認すると、


「そうだったっけ?忘れちゃった」


と、けんもほろろ。


千桂子先生によると、「ちゃんと忘れる、それでいい、それこそが神様との約束」なのだそうだ。



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