自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

5週間の旅をいったん中断して・・・その②

2011-05-15 15:23:13 | 被災地へのアートセラピーによる支援
午後3:30。



子どもたちが帰ってきます。


ラウンジに走り込んできます。


次々と・・・ランドセルをそこらへんに放り出して・・・。




「部屋に行って荷物を置いてからおいで」



しぶしぶ部屋に戻りますが、あっという間に戻ってきます。



そこからは・・・・修羅場・・・



しばしばは、蹴られるし殴られるし、めちゃくちゃ汚い言葉で呼ばれるし・・・・



でも、しばしばに!と言って、内容はとても照会できませんが、時間をかけて紙芝居風手紙をくれたり・・・・



子どもたちも、そして保護者もごく自然にこのラウンジに集まるようになってきました。




ベイブレードをやる子ども、宿題をやる子ども、絵を描く子ども、しばしばをからかいに?来る子ども・・・・・。



5時過ぎまでかなりの大はしゃぎ。



この大はしゃぎが意外に大事。



翌日のウォーミングアップみたいなものです。



夕食会場で、明日朝の散歩の告知をみんなでしてから、この日は終了。




ボクたちは、湯治温泉の「母畑元湯」旅館での自炊のためにスーパーへ買い物に。



サブが、見事に取り仕切って、その料理の腕前を披露してくれます。



炬燵を囲んで、おいしい料理を食べるのは、まるで大家族の夕食の様。


冷え込んでくる夜が、体を寄せ合って食べるおしい食事で心まで温まります。




翌朝、5:45に八幡屋さんロビーに行くと・・・・・




もうすでに待っている人たちがいます。



朝のお散歩会も、すっかり定着してきました。



そして、6:00



次々と現れる人数を数えると・・・・・大人が25人。子どもが8人。




ひと月前に、たった5人から始まったこの朝のお散歩会に、30人以上が集まっているのです。



それも朝6時です。



ボクは感動しました。



カメラのファインダー越しに見えるその様子に、涙があふれて止まりません。





サブの掛け声が響きます。


「おはようございます!ゆうべは、よく眠れましたか?」



「おう!」



そこここから返事が聞こえます。



ストレッチ、ラジオ体操、そしてお手玉会。



笑い声や歓声が、早朝の八幡屋さんの玄関前に響きます。



身体が温まったところで、丘の上の「正一位稲荷忠兵衛大明神」へ。



100年以上の歴史を持つ、この八幡屋さんをずっと見守ってきたお稲荷さん。










被災者にも、こんなに素敵な散歩の会を準備してくれました。



歩くこと約10分。



途中で、つえをつきながら歩く女性から黒あめまでもらって・・・・。



天気も素晴らしく、本当に気持ちのいい時間でした。



さて、この日の午前中は、ホテルのラウンジも、体育館も使えません。



ついに、初めての近隣へのお散歩。



ボクたちは朝食の後に、下見に出かけることにしました。

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