自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

『夜と霧』 ヴィクトール・E・フランクル

2010-10-19 06:25:27 | おもしろかった本
知らないことが、世の中にはあまりにもたくさん存在する。


ナチスドイツ、アウシュビッツ・・・・

この重たいテーマの話は、今までにも映画でかなり観てきた。



どれもこれも悲惨な世界が映し出されていたけれども、これは少し違う。


「心理学者、強制収容所を体験する」という書き出しで始まる。


『夜と霧』 ヴィクトール・E・フランクル






「これは事実の報告ではない。体験記だ。ここに語られるのは、何百万人が何百万通りに味わった経験、生身の体験者の立場に立って『内側から見た』強制収容所である。」


少なくとも心理に携わる仕事をしているボクにとって、見逃せない本でした。



今年は「生きること、死ぬこと」についてのテーマの本に良く出会う。



多くの本は、「生きることの意味」を問いかけてきた。



しかしここでは、「死ぬことの意味」にまで考察が加えられている。



死を学ぶことで、生きることが見えてくる・・・・・確かに死を学ぶことはしてきたけれど、「自分の死に意味を見出していくこと」はしてこなかった。



あらためて、「生きることと死ぬこと」を見つめる機会になった本でした。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夜と霧 (きよみん)
2010-10-19 07:10:12
おひさしぶりです^^

私の家にもこの本がありますが…少し開いてそして閉じてしまいました…
体験記ですから…

私ももう一度ひらいてみたいとおもいました
返信する
きっと必然が (しばしば)
2010-10-19 22:45:17
きよみんさんへ

読むきっかけが必ず来るはず。


無理して読んでも、楽しめませんからね。


ボクにもきっかけがありました。

返信する
報告!! (ひまわり)
2010-10-21 21:35:13
久しぶりです!!
たいした報告ではないんですが;;

今日、合唱祭でした!
そして、かな(高松)のクラスが

最優秀賞をとったんだょ!!
もぅ、すんごかったんだからね☆

そして、ひまわりのクラスは、
優勝したよ!!

なぜか、優勝した瞬間

「しばしばに報告しなきゃ」

って、思ったんだ♪
それだけです;;

失礼しました。
返信する
 (しばしば)
2010-10-21 23:32:55
ひまのクラスが優勝して、かなのクラスが最優秀賞!

なんだかすごいことだよね。


2人が同じ学校にいることもだけど、2人とも感動を与える体験ができたんだね。


しばしばも、合唱を観たことがあるけれども、何度も涙をぬぐったことがある。


素敵な体験ができたね。


オメデトウ!!
返信する

コメントを投稿