思春期の青年と、年上の女性。
こういったモチーフは、欧米文学の得意とするところ・・・と、河合隼雄先生が何かの著書に書いていました。
ボクは、以前にも書いたように、青年期にほとんど本を読まなかったために、著者の名前だけ知っていて、その文学には触れた事もないし興味も全くありませんでしした。
恵比寿三越の紀伊国屋書店をうろついていたら、この『はつ恋』が目に留まりました。
そういえば、このツルゲーネフっていう名前聞いたことがあるなぁ・・・
手にとって、読み始めると、それは宿屋なのか食堂なのかは定かではない夜中の12時半。
3人の男が、それぞれに自分の初恋について語り合う・・・という、なんともロマンティックな始まりです。
その男たちも、別に若い男性というわけでもなさそうで、思い出を語り合うにはさほど仲良しにも思えない。
ボクは、この始まりを読んだだけで、レジに持ち込みました。
一気に読み終わりました。
思春期の初恋。
どうしようなくせつなくて、ドキドキして、さまざまな妄想を繰り広げ、そして挫折していく。
これって、若いころに読んでちゃんと理解できるんだろうか。
何十年もたった今、「まったくその通りだった」と、そのころの自分を思い出す。
そして、そのころの感覚がいろんな形でよみがえってきます。
日曜日に、20期生のホリスティック心理分析コースが終了しました。
その打ち上げの席でのこと。
受講生全員で企画された、この打ち上げは、まさに青春をよみがえらせてくれるサプライズでした。
研修生や、かなみんコーディネーター、そしてマッキーの承認を盛大にやってくれました。
そして、ボクの番に。
素敵な包装紙に包まれたボックスを渡されて、開封。
なんとそこには、ビニール袋に入れられた新聞紙が。
その新聞紙はセピア色に変色している・・・。
まさか!
驚いたことに、昭和28年の「日刊スポーツニッポン」
1面には、「エベレスト初登頂」の文字が・・・。
しばらく驚いたまま、「これホンモノ?」「どうやって手に入ったの?」「驚いたー!」
感激してしばらく、呆然としてしまいました。
ところが、受講生たちが、もう一つ入っているからと、ボックスを開けるように叫びます。
おもむろに箱を開けてみると、雑誌が1冊。
そこには「平凡パンチ」
何年も前に廃刊になってしまった懐かしの雑誌です。
クラスの中で、ボクの思春期の頃にあったドキドキする雑誌の話をしたことがありました。
「男性誌」ですかた、女性のグラビアが満載なのですが、過激ではありません。
ボクが小学校のころに創刊された雑誌で、イラストレーターの大橋歩さんの表紙が何とも素敵でした。
中学生になったばかりの頃、本屋さんで盗み見をするスリルは今も忘れません。
「どうしようなくせつなくて、ドキドキして、さまざまな妄想を繰り広げ、そして挫折していく。」
ツルゲーネフに出てくる少年の気持ちとは全く質は違うのですが・・・。
もらった雑誌は、ボクがもう成人してからのものでしたが、大感激。
わざわざ、探し出してボクにプレゼントしてくれるなんて、彼らの愛情をものすごく感じた瞬間でした。
なんだか、ツルゲーネフの重厚感のある小説からは、ぐっと離れてしまいましたが、どちらもボクの思春期に連れ戻してくれた体験でした。
この時代の小説をもう少し読むと、何かが手に触れるかもしれないなぁ・・。
こういったモチーフは、欧米文学の得意とするところ・・・と、河合隼雄先生が何かの著書に書いていました。
ボクは、以前にも書いたように、青年期にほとんど本を読まなかったために、著者の名前だけ知っていて、その文学には触れた事もないし興味も全くありませんでしした。
恵比寿三越の紀伊国屋書店をうろついていたら、この『はつ恋』が目に留まりました。
そういえば、このツルゲーネフっていう名前聞いたことがあるなぁ・・・
手にとって、読み始めると、それは宿屋なのか食堂なのかは定かではない夜中の12時半。
3人の男が、それぞれに自分の初恋について語り合う・・・という、なんともロマンティックな始まりです。
その男たちも、別に若い男性というわけでもなさそうで、思い出を語り合うにはさほど仲良しにも思えない。
ボクは、この始まりを読んだだけで、レジに持ち込みました。
一気に読み終わりました。
思春期の初恋。
どうしようなくせつなくて、ドキドキして、さまざまな妄想を繰り広げ、そして挫折していく。
これって、若いころに読んでちゃんと理解できるんだろうか。
何十年もたった今、「まったくその通りだった」と、そのころの自分を思い出す。
そして、そのころの感覚がいろんな形でよみがえってきます。
日曜日に、20期生のホリスティック心理分析コースが終了しました。
その打ち上げの席でのこと。
受講生全員で企画された、この打ち上げは、まさに青春をよみがえらせてくれるサプライズでした。
研修生や、かなみんコーディネーター、そしてマッキーの承認を盛大にやってくれました。
そして、ボクの番に。
素敵な包装紙に包まれたボックスを渡されて、開封。
なんとそこには、ビニール袋に入れられた新聞紙が。
その新聞紙はセピア色に変色している・・・。
まさか!
驚いたことに、昭和28年の「日刊スポーツニッポン」
1面には、「エベレスト初登頂」の文字が・・・。
しばらく驚いたまま、「これホンモノ?」「どうやって手に入ったの?」「驚いたー!」
感激してしばらく、呆然としてしまいました。
ところが、受講生たちが、もう一つ入っているからと、ボックスを開けるように叫びます。
おもむろに箱を開けてみると、雑誌が1冊。
そこには「平凡パンチ」
何年も前に廃刊になってしまった懐かしの雑誌です。
クラスの中で、ボクの思春期の頃にあったドキドキする雑誌の話をしたことがありました。
「男性誌」ですかた、女性のグラビアが満載なのですが、過激ではありません。
ボクが小学校のころに創刊された雑誌で、イラストレーターの大橋歩さんの表紙が何とも素敵でした。
中学生になったばかりの頃、本屋さんで盗み見をするスリルは今も忘れません。
「どうしようなくせつなくて、ドキドキして、さまざまな妄想を繰り広げ、そして挫折していく。」
ツルゲーネフに出てくる少年の気持ちとは全く質は違うのですが・・・。
もらった雑誌は、ボクがもう成人してからのものでしたが、大感激。
わざわざ、探し出してボクにプレゼントしてくれるなんて、彼らの愛情をものすごく感じた瞬間でした。
なんだか、ツルゲーネフの重厚感のある小説からは、ぐっと離れてしまいましたが、どちらもボクの思春期に連れ戻してくれた体験でした。
この時代の小説をもう少し読むと、何かが手に触れるかもしれないなぁ・・。
あの顔が見たくて、みんなで色々作戦練りましたから~(笑)
私も今を存分に楽しめた瞬間でした♪
ホリス20期生で本当に良かったです。
ありがとうございました!!
追記:中学生時代の平凡パンチも探しましたが、成人してからの方がHそうだったのでそれにしました( ̄w ̄*)ウフ
いやぁ、久しぶり、というよりもあんまりボクは、サプライズできないたちなんですが、今回はびっくりでした。
楽しくて、あったかくて、素敵な仲間たちでした。
ありがとう!