今日は、ダンナが月に何回かの仕事で朝出かけ、
息子は休みなのに、朝早くから畑に出かけ、
『おひとり様』を過ごしました。
ダンナと息子も働いているのに、
私だけゆっくりダラダラしていては悪いかな~~と思い、
家事に精を出しました。
仕事を辞めてから、ゆっくりしていたので
体調がだんだん良くなったという事もあるのです。
体調が良ければ、人間は働けるものですね。
カーテンを洗ったり、普段散らかしている所を片付け始めると
止められなくなります。
ずいぶん前のモノが出てきて、不要だな~と思ったらゴミ袋行き・・・
紙類は、はさみで切り刻んだり、シュレッダーにかけたり・・・と。。。
そんな昔のモノを処分していて思い出したのです。
私がパートに出て初めての上司のこと。
私は子育てで専業主婦でしたから、
社会に出る事に多少不安がありました。
仕事はまぁ慣れればできるだろうな~~というのはありましたけど、
人間関係が心配でした。(女性が多い職場だし)
案の定、いい人もいたし、ちょっと意地の悪い人もいました。
そこで私が嫌な思いをしていたら、こんなに長くは勤められなかっただろうな~~
と思うと、その時の上司に、ホントに今も『感謝』の気持ちしかありません。
神様みたいな人でした。
お子さんがまだ小さかったから、40代位(?)の男性でした。
ともかく優しかったのです。
仕事上のわからない事も、人間関係でイヤな思いをしている事も
なんでも聞いてくれました。
そして、1年の終わりになると、
『パートさんのおかげで自分は仕事ができているのだから』と言って
みんなに(10人位の部門でしたが)お花の鉢植えをプレゼントしてくれたのです。
12月でしたから、シクラメンとか、寄せ植えとか、毎年12月になると
パートさんの分を自腹で買って来てプレゼントしてくれたのです。
上司は社員ですからボーナスがたくさん貰えて、パートは数万円なのですが、それはもうみんなわかって働いている事です。
それを『パートさんのおかげで・・・』っていう気持ちが
今考えても、できてる上司だったな~~と尊敬してしまいます。
お金なんていくらあっても邪魔になるものじゃないし。
なかなかできる事じゃないと思うんですよ。
その後、何人もの上司と出会いましたが、
そういう上司は一人もいませんでした。
働き始めて最初にそういう上司だったので、
長く(70歳になるまで)働くことができたんだな~~
と、改めて思います。
ず~っとその上司の下で働きたかったけど
3年位で異動になってしまいました。
最後にカラオケに誘われ、5人ぐらいで行きました。
その上司は、歌もすごく上手で、昴(すばる)
を歌い、
私と 銀恋
をデュエットしてくれたのまで覚えています。
そんな思い出に浸りながら、テレビも観ずに気が付くと夕方。
毎日これだけ掃除や片付けしていたら、家の中きれいになるわな~~
と思うも毎日はできない私です。
疲れましたが、心地良く眠れそうです。
夢でも会いたいわ~(笑)