6月忘日
ペットの名前はすぐに覚えるが、人の名前がなかなか覚えられない。
職場でも一度聞いた人の名前は再度聞けないので話つつ
首から下がってるネームを見ようとするが(チラチラ失礼だし)よく見えないし、
すぐ覚えるのはあきらめて自然に覚えるまで気にしない事にした。
友達と話すと物忘れの話で盛り上る。
朝電子レンジを開けたら昨日の夕飯に食べようと用意してたおかずが入ってた。
探してたお財布が冷蔵庫の中にあった。
二階に向かってる階段の途中で何をしに行こうとしてるのか忘れた。
話が代名詞だらけになる…などなど皆も日常茶飯事で安心した(していいの!?)
映画の話で盛り上っていた時、ある俳優の名前が出てこない、
結局誰も思い出せないまま帰途。なんかスッキリしない!
思い出したら送信しよう!と思ってたがその事を忘れた。
6月忙日
特別な買い物は、あちこちじっくり見てまわるのも楽しいが
日常の買い物はなるべく短時間で済ませたい。
いつも決まって買うものや重たいものは、わざわざ行きたくないので
子供が小さい頃近所で誘ってもらった生協の家庭班(今は個宅配で)
随分時間と労力が省け助かっている。
その省いた分を何に使ってるかというとー<自由時間>-と呼ぼう。
犬のトリミングに行ったら、自分も美容院にそろそろ行かなくては、と思い出した。
犬が行った分、自分の行く回数が微妙に少なくなったような気がする。
美容師さん。トリマーさん。一家に一人居たら良いのにと思う職業は多い。
子供が付き合ってくれて、夜久々にピアノのコンサートに行ってきた。
ショパンのエチュードやスケルッツオなど好きな曲が多くて心地よい一時だった
6月某日
朝、会社に行く途中でおじいさん達三人連れが犬の散歩をしているのを見かけた。
ゆっくりと犬の歩調に合わせて(犬が合わせてるのかも)楽しそう。
強くて頑固そうなおじいさんは苦手だが、こんなお年よりは微笑ましい。
いい年の取り方をしてる人ってその年齢なりの良さを持ってるし、楽しんでる。
私のこれから先の目標はこれしかない気が漠然として来た。
末の子が初めてのボーナスで家族にディナーをご馳走してくれた。
親として感慨深いものがある。
親の愛情は子供に見返りを期待しない無償の愛だと思ってる(思わねば)
それだけにしみじみ嬉しかった。
振り返れば何気に過ぎ去って行った日々。夏至も過ぎた。
これからが暑さ本番なのに日一日と陽が短くなるのが納得できない。
冬至は南瓜だけど夏至って?……タコを食べる地域もあるらしい。