シェル風日記

何気ない日々、風のたよりのメモ的日記

バベル☆パイレーツ・オブ・カリビアン

2007-06-09 | 映画・TV・DVD・音楽・本

『バベル』
評判が二つに分かれていたので、あまり期待せずに観たが、ストーリーの展開も惹きつけられ、最後まで飽きる事はなかった。

疑問が残ったのでパンフレットを買ったが…解けなかった。
謎のままの方が深みがでるのか?ウーン、もやっとボール!

ー「私は悪い人間じゃない、ただおろかな事をしただけ」-というセリフにすべて象徴されてるのは理解できる。
ちよっとした「まぁ、このくらい良いだろう」と魔がさしたり、甘い判断でとんでもない方向へ転げ落ちてしまう怖さ。
日頃大切なものをちゃんと大切にしてますか?と問いかけられた。
また耳の聞こえない人の、あのシンとした静かな世界は観てた人にも一瞬感じ取れただろう。
通じない言葉、届かない気持ち、でも希望がないとは言えない。
今回まわりの人が凄すぎてあのブラッドピットが、目立たなかったくらい。
子供を捜しまわったアメリアさん上手い。刑事ケンジ?さん、初めてみたけど良かった。
アイアム・サムに出てた子もさすがだったが他の子役の上手さも文句なしだと思った。

かなり濃いのでどっと疲れる面も多々あるが最近では見応えある映画だった。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』
これはディズニー好きのジョニー・デップ好きの人達の為の映画なので、とやかく言う人は決してみてはいけません。
「映画はたとえシリーズ物でも一回ごとに完成度を高めなきゃ」とか「ストーリー的に端折り過ぎでは…」とか言ってはいけません。
戦い中不覚にも寝てしまったけど、起きたらまだ戦ってました・・とか問題ではないのです。
『ロード・オブ・ザ・リング』も少し早送りしたいところがあったけど、それと似た感じが正直ありました。

でも音楽は楽しかった、音楽をずっと聴いていたかったからエンドロールも待てました。
子供は初日にレイトショーで観て来たらしいが、ジョニーが出てきた時に、歓声があがってたとか、もちろんエンドロール観ないで帰る人はゼロ。そういうノリで観る映画なんですね、おばさんを実感しました。

それにしてもディズニーのカリビアン、リニューアルされたら混むでしょう。
あそこは他が混んでる時空いてて良かったのに残念・・と言うのは嘘です!楽しみにしてます。

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お勧めの犬の本

2007-06-08 | 映画・TV・DVD・音楽・本

犬好きの人は、書店で犬の本を見つけると、
ちよっと手に取ってページをめくりたくなるのではないだろうか。
でも、ついつい夢中になると、上を向いて潤んだ目をパチパチする羽目になるから、やはり家でゆっくり読みたい。

犬好きの人だったらご存知かも知れないが、独断と偏見でお勧めの5冊。

『フォックス博士のペット相談室』 M.W.フォックス著

今、犬と暮らしてる人も、これから暮らす予定の人にもきっと参考になると思う。

犬の気持ち立場になって書いてある、主にしつけの質問形式の本だが、<正しい散歩のさせ方>など基本的な質問から、<猫が亡くなり寂しそうなシーズー>のメンタルな相談など。
また<ご飯を食べるわけでもないのになぜか夕方に会いに来る犬>その不思議な行動の解釈など興味深い。
「犬は群れで食べ物を分け合って食べるので、人間が食べてる時一口もあげないのは、犬の心を拒絶している事になる」など犬の気持ちを理解し愛してるのが伝わる。

『犬たちの隠された生活』 エリザベス。M.トーマス著
犬の先祖、狼は生きるために野生をすてて人間と仲良くなったのだろうか?狼は家族をとても大事にするからこそ人間と絆を築く事ができたのだろう。
我が家の犬にも秘めた野生が・・・人類学者によるロマンを感じる本。

『夢をくれた盲導犬、ミントといっしょに生きる』 星野有史著
著者は十代半ばで光を失われた方である。とても前向きで心をうたれる。
私達が目の見えない方や盲導犬と共に生きていくために、何が大切かを教えられる。

『この子達を救いたい』 濱井千恵著
ピーコは、伊勢市内を車で走っている時、団地のゴミ収集場で著者に拾われた犬である。
涙をいっぱい浮かべ、ふるえていたらしい。それから16年、この犬は片時も著者の傍から離れなかったのだが・・・。
世の中がこの著者のような人ばかりだったらどんなに良いだろう。
ペットブームの中で、人間と同じ命を持つものとして動物の命は尊重されているだろうか?多くの人に事実を知ってもらい考えて欲しい。

最後はお気に入りの漫画
『ロダンのココロ』 内田かずひろ著
最初は新聞や週刊誌で連載されてたが、単行本になって何冊か出てる。
だんなさんや奥さんやお嬢さんの気持ちを、あれこれ考えるロダンの気持ちが、ほのぼのとかわいいくて癒される。
ポチタマのまさお君が大好きだったが、無邪気な所や風貌が似てる。
まさお君が天真爛漫なタイプなら、ロダンは気を使いつつも、犬らしくのどかに暮らしてる。

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生き物好き

2007-06-07 | shell犬・pipi猫・cherry鳥

動物が好きなので色んな方のペット達のブログを見るのが楽しみだ。
猫はひっかくから苦手とか、犬は吠えるから嫌だとか、それぞれそれなりの嫌いな理由がある人もいるが、それは過去に触れ合った経験がないだけで、何かのきっかけで飼う事になって、家族の中で一番苦手だった人が1番の猫好き、犬好きになったという話はよく聞く。

犬と猫を比べると本は犬の方が量も多いし、物語性も濃い。
それだけ人の生活に密着してるからかも知れない。
写真集はどちらも多いが、しぐさやポーズは身体が柔軟なせいか、猫の方が得意なように見える。

役者なら犬でモデルなら猫?どちらも魅力的。

すべての生き物に持ち味があり、もしこの世に人間しか居なかったらどんなに殺伐としてつまらないだろうと思う。
人生の楽しみの半分は減る。

森にゾウやトラ、チーター、オランウータン、シマウマ、などなど…いないと寂しい。
話はそれるが中国のパンダを野生に戻したら縄張り争いでやられたので次は戦い方を教えるらしい・・・。戦い方を教えるなんて、無茶な!それだけ自然が物理的余裕が無いって事なのでは?

森がちゃんと復活するまでは他の国の動物園に親善大使としていれば良いのに。

生き物好きといっても、爬虫類と虫の傍に居るのはちょっと無理だが、たとえ苦手な生き物でも貴重な命。生き物はすべて生まれてきた以上は精一杯生きて、その生物らしく命を全うして欲しいと願ってる。

ただし虫が家の中に入って来た時は、この博愛精神が消滅。

お互いの平和の為、すみやかに出て行って欲しいのです。

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○○世代

2007-06-06 | 日常・etc

何かと注目を浴びてる団塊の世代。
良くも悪くも話題性があるし、市場としても目が離せないだろう。
少し先輩世代なので尊敬する立場にいる。
一概に言えるわけはないが、仕事の草分け的存在の人も多いしパワフルな人が多い気がする。

私の少し後は、花子さん世代と言われててバブル時代に青春だったらしい。
個性的な二つのあいだに居る私の世代は、一くくりに出来ないが、特に「○○世代」としてあまり話題になる事はなく、どうという特徴のないイメージ。
しっかり者の姉と要領の良い甘えん坊の妹にはさまれて、目立たないけど地味に気ままに過してるみたいな立場だろうか?

所さんとかさんまさんも近いのかな?私は勝手にユーミン世代だと思ってる。

人生のところどころの節目がオーバーラップしてるからだ。ユーミンの歌のサラッとした淡々とした感じが、
その空気が気に入ってた。

「♪山手のドルフィンは~」と言う曲などがツボである。

世代を意識してるわけではないが、団塊世代を親に持つ子供達は仕事を頑張ってる優秀な女の子が目立ってるのを見ると、<子供は親の背中を見て育つ>って本当なんだな・・と連鎖を目の当たりに見た気がするのである。

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2007-06-05 | 日常・etc

夢と希望の夢ではなく、寝てる時に見る夢の話。
現実に絶対あり得ない出来事でも夢の中では変だと思わずに受け入れてるものだ。途中から「エーッ!マサカー!」と思い始めた頃だいたい目が覚める。

☆電車の中で私の横に座ってる人、おとなしそうなのに急に何か言い出した。
何を喋ってるのか分からない。

そのうち「ワンワンワン!」
「エーッ?」よく見るとそのお顔は犬である・・「ワンワンワン!」だんだん声が大きくなる。

そこで目が覚めた私の耳に、階下から我が家のワンコの吠える声が。

☆トイレを探し回ってる。やっと見つけた所は100人位の行列で、「人気トイレ」と表示してある。

なるほど!と待って、ようやく自分の番が来る。入ってみたら10メートル位の大きさのトイレ!しかも中は海。
後ろに並んでいる人に、「見て!見て!変ですよね~」と教えつつ目が覚める。もちろんトイレ直行。

☆家に戻ると、憧れの有名人が私を訪ねて来てる。
「感激!何で家が分かったの?」
まず握手、そこで目が覚め私の右手と左手はしっかり握手してた。

☆目の前にすごいご馳走、「どれから食べようかな~」
合図の音が鳴らないと食べてはいけないらしい。
「リリリーン」「鳴った~!」
何だか聞き覚えのある音、目覚まし時計?と気付き目が覚める。

あーもうちょっとで食べられたのに・・・「リリーン」の音で起きるまでに連想した夢の当然の結末。

推測すると、睡眠中に五感が何かしら感じとった時、そこから想像して夢を見てる気がする。
末期の夢というのがあるらしいが、良い香りがすればお花畑の夢を見るだろうし、手を握ってれば、1番握手したい人と握手してる夢を見るかも知れない。

最後にいい夢をみたいなら、五感にいい連想が出来る感覚を与え、
そこから連想できる幸せな記憶を頭の中にインプットしておくのが良いかも知れない。
耳は人が生まれる前、お腹にいる時から聞こえてるらしい。
そして、聴覚は生命の機能としては最後ギリギリまで残るらしい。

最後に良い夢を見れたら一生の締めくくりとして幸福だろう。
一番良い連想が出来る言葉は何だろう?それは人それぞれ違うだろう。

うちのワンコには迷うことなく、「いい子いい子」と撫でて「ご飯だよ~」と言ってあげよう。

きっと幸せな眠りにつけると思う。

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童話

2007-06-01 | 映画・TV・DVD・音楽・本

久々に書店を探索してたら柳田邦男さんの本を見つけた。
学生の頃『ガン回廊の朝』を読んでその冷静で淡々とした筆運びの中に、温かい眼差しと静かな感動を覚え、事実の中から真実を見つける事の大切さと難しさを教えられた。フランクルの『夜と霧』もその著書の中で知って読んだ記憶がある。

今回は、『大人が絵本に涙する時』という本で、<人生には3回絵本と出会う時がある>子供の時、親になった時、人生後半に改めて読む時、というもので子供から大人までお勧めである。

私は童話が大好きな子供で、ソノシート付き絵本というのがあって、飽きもせず繰り返し聞いてた。現在もなにかしらたまに読み返してる。

アンデルセンの故郷にもいつか行って見たいと思う程である。下手な小説よりはずっと癒されるし、小さい頃読んだ時とまた違った深い意味を発見する事もある。

『マッチ売りの少女』や『幸福の王子』は、子供の頃はただかわいそうで何度も読んでたが、『マッチ売りの少女』は、<雪の中で死んでいた少女は最後にとても幸せな夢を見ていた事を誰も知らない>という所に深い意味があり、<人の幸不幸は表面では解らない事>と、<おばあちゃんが優しくしてくれたという、その一瞬でも良い思い出があれば、人は亡くなる前に幸せな夢を見る事が出来る>という事を、教えてくれた…なんて温かい眼差しだろう。

また『幸福の王子』は巣の中で子ツバメ達が顔を並べてるのを見て、その可愛らしさが大好きだった私は、金箔が剥げて汚くなった王子と傍で死んでるツバメの物語が、幼心に可哀そうで仕方がなかった。でも王子もツバメもとても満足だったのだ。と、大人になった今は思える。

<ぼろぼろでみすぼらしいもの、それは誰か他の人が豊かになったり輝いたりした結果かも知れない>という想像力を持たなければいけない事を教えてくれた。

『泣いた赤鬼さん』は真の友情の意味を教えてくれたし、『フランダースの犬』は何回読んでもも涙なしには読めない。

また子供が小学生の時の国語の教科書に載ってた、『ちいちゃんの影送り』というのも童話ではないが、子供だけでなく親にも読んで頂きたい文章である。

座右の銘のように、枕の横に<お気に入りの童話>を置いておきたい。

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