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人は感情で動く

2023年11月05日 | 仕事

 就職活動で苦労する人には共通点があるような気がします。どうやら幼い時に学んでおかねばならない社会生活に大切な「人との関わり」の基礎が出来ていない気がするのです。
「落ち着いて行動する」「許可を得る」「指示に従う」「助けを求める」「NO(ダメ)を受け入れる」などの基本的な項目は、災難から自分を守ることにもつながります。

 親が子どもに使える最も強力な道具は「褒めること」です。子どもにとって褒められることで長所が伸び、欠点は補おうとし、判断力が身に付きます。

 「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」と、上杉鷹山や山本五十六が、「垂範 ・指導・試行」、「理論と感情の一致で人は動く」と名言を残しました。

 「人は感情で動く」ことを会得していなければ、就職活動も容易なことではありません。このことが幼児から成長期の教育(しつけ)に欠けていた場合、それを補える企業が、どれほどあるでしょうか。まして大人になればなるほど・・・・。

 社会に出てからの人材育成は、企業の役目とばかり押しつけても「理論と感情の一致」が不具合なら、あらゆる場面で苦労します。

 ダメな結果が出たときは、確かに悪いのは本人に責任がありますが、させたのは指導者(上司・教育者)や管理者(両親)にも責任があるわけで、結果を「ダメ」と否定するのは、指導者・管理者自身の責任を糾弾するも同じことで「自分は指導力がない」と言っているようなもの・・・ つらいものです。

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