定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

政党の不祥事・投票率

2023年12月16日 | 政治

 来年度予算について期日が迫る中で、「パーティー券の政治資金活動報告書・記載もれ問題」は、報告書の訂正で一件落着のようです。ドタバタと閣僚の交代などが行われ、岸田総裁任期が来年9月に迫った今、解散総選挙もあるのではと言われ、自由民主党の支持率が気になるところです。

 2021年に行われた衆議院議員総選挙の投票率は約56パーセントで、戦後で最低水準となった前回、前々回の選挙から わずかに回復する形となりましたが、これも気になるところです。

 投票率は、その選挙自体に対する支持を表し、投票率が著しく低い場合には選挙の正当性に疑問を投げかけられる場合があります。政治の正当性に疑問が生じているような場合は、投票自体をボイコットするという手段となるためです。

 1890年から、衆議院議員総選挙が始まって以来、過去で最高の投票率は93.73%でした。 北朝鮮のような独裁国家では100%に近い投票率となるようです。また棄権者に罰金が科せられるオーストラリアなどは90%をこえるようです。

 投票率の低い原因は、いろいろあると思いますが、特徴的なものとして政党数の多さによるものも一つかもしれません。調べると、自由民主党、立憲民主党、日本維新の会、公明党、共産党、れいわ新選組、教育無償化を実現する会、社会民主党、みんなでつくる党、でした。

 つまり、現有政権も政治の進め方次第で、棄権した有権者が立ち上がれば、そして野党の結束しだいでは、再び政権交代も有り得ることを心すべきだと思います。

コメント