外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

他学部の日本語履修者

2013年12月23日 | 日記
12月23日(月) 晴れ

明日から始める期末試験の為に昨夜模範解答を作っておりましたら、一箇所ミスを発見
しました。その問題用紙は30枚なので私のプリンターで印刷しても良かったのですが
紙の色がもう一枚配布する紙とは違うため、今朝改めて印刷室に行きました。
手間は手間ですが、後悔するよりはいいですね。

さて、今日の夕食で2年生が他の学部で第二外国語として日本語を勉強しているという
3年生の学生を連れてきました。学部はコンピュータ系で専門はソフトウェアだそうです。
簡単な言葉なら話せるし、理解できるレベルでした。

一週間に日本語の授業が何時間あるのか尋ねると、14時間との返事。
ほぼ毎日日本語の授業があるのだそうで、日本語科の学生と大して差がない。

彼曰く、彼の学部はこの大学の中で重要視されているのだとか。
そういえば、この大学の機械系は山東省の中でもトップレベルにあるという話は聞いた
ことがあります。そのおかげでこの大学の名が知られているのだと。
たぶん、大学入試の点数も文系とは大きく離れているのだと思います。
それにしても外国語の授業にこれだけの時間を割くとは。
一週間の授業の総数は日本語科よりも5時間ほど多いそうです。

彼の話を聞くと、日本語科の学生が宿題に手一杯で録音なんて聴いている時間がない
などと言い訳をするのが滑稽に思えますね。
この大学では第二外国語は2年生から始めるのだそうで、彼が日本語を勉強している
時間は日本語科の2年生と同じ。
彼が2年2組の授業に参加したら、他の学生よりも私の話を理解するのではないかと
思えるほどです。
一度招待してみたいものですね。その上で緩みきった学生たちに聞いてみたいものです。
「君たちは一体何をやっているんだ?」

彼も日本のアニメが大好きだそうなのですが、日本語は嫌いだと。
勉強が大変だという意味だと思うのですが、それは誰だって同じ。
彼にも録音をひたすら聴いて理解できるようになれば楽しくなるよと諭しておきました。
コメント
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