外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

洗礼

2019年01月05日 | 日記

1月5日(土) 晴れ

期末試験、早速の洗礼です。

今日は双学位の試験です。
普段は十数人の授業なのでゆったりとしていますが
中間試験同様、今回も24名が参加したため
2席隣り合わせの席がいくつかありました。

「なるべく隣は見ずに、自分の力で問いてください」
とは言いつつ、見てもいいから得点上げろと、心の
中では思っていました。
追試確実なのが何人かいますのでね。

さて、試験が始まって40分ほど経過したところで
日本語科主任が入室してきました。
何かと思えば、人数確認です。

で、科目名を見てびっくり
「閲読」と書かれています。

「これ基礎日本語じゃないですか?」と尋ねると
「いえ、閲読ですよ。24人いますよね?」と。

既に受験者数がデータで出ているようです。
それなら、なぜシステムに反映されないのか。
正確な人数が分からないので、問題用紙が足らない
場合はどうしようかと心配したものです。

「学期始まる直前に担当科目がこれに変更になって
 ずっとこれだと思ってました」と伝えると
「あら~」と言ったまま、退室して行きました。

逃げた。

中間試験の時に試験問題の確認をし、同意のサインを
したのがこの主任です。

期末試験の確認でも副主任は普通に同意のサインを
していますので、こちらは科目名が誤っているなどと
思いもしません。


さて、大教と同じく私も事後修正になるのか、
とはいえ、1部の修正箇所は9箇所、部数は24、
さほど時間はかからないことは予想できました。

試験が終わったあと外担からメッセージが入りました。
「先生、科目名が間違っています。修正してください。
 お手数おかけします。数があるので、学生に手伝わ
 せてもいいです」

お手数おかけします、ではなく、
すみません、でしょ。
日本語の使い方知らないねぇ。

学生に手伝わせてもいい、というのが、せめても
罪悪感のつもりでしょうか。

修正は
基础日语を横線で消して 初级阅读 を書き添える
というものです。

1時間半ほどで終了しました。

試験の結果はと言うと
平均点は65点、授業に出席してくる学生はさすがに
高得点でしたが、その他はこんなもんですね。

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今日の気になる話題
<【盗品販売やめてください】イオン、
 日本のいちご品種同士をかけ合わせて作った
 韓国産いちご『雪香』を販売 >
http://blog.livedoor.jp/abechan_matome/
archives/54685772.html

この話題が出てからいくつか投稿を見ますので
イオンの各地の店舗で販売しているのでしょうか。
無知なのか無恥なのか、あちら系の方々が関わって
いれば後者なのでしょうね。

 

 

コメント
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