珍しく大河を毎週観るようになりました。三谷幸喜脚本の「真田丸」。面白いとは思いますが、何となくはがゆい感じもします。そういったところがこれからどうなるのか楽しみです。
主人公(のちの真田幸村)の父(昌幸)が彼に言います。「お前が何故失敗したかわかるか?」「お前は勘で動く。兄は理詰めで動く」経験に裏付けされていない勘だけでは駄目だが、よく考えた理詰めの手堅さだけでは面白くない。両方揃っていないと駄目だ、と。
感覚をどう生かすか。考えをどう表現するのか。感覚で動くと二度と同じことができない。段取りで動くと何度でも同じことができるが、面白くも何ともないものになる。「感覚」と「思考」、二つで一つ。要はどうやって融合するのか。「頭で考えるな!」と怒鳴られ続けた20代。しかし、頭でしか考えられない。そのせめぎ合いの中で「肌」と「空気」に気づく。空気から感覚が肌に(もしくは脳に直接)伝わって、反応する。その過程で思考がはたらく。どこでかはわからない。いつの間にか考えている。これが私の知る(稽古前に台本を読んで考える思考以外の)演技思考であります。
この感覚と思考の連携を稽古で培うのです。観察力、反射、立体感知、ありとあらゆる感覚を総動員して集中するのが稽古。馬鹿なこと言うてるからって気を抜かないように。馬鹿なことを言いながらも頭の芯はピンとね
「考えながら演(や)るな!演(や)りながら考えろ!」・・・かな?
『一ツ目の森』
3月19日(土)午後7時より1回公演
3月20日(日)午後1時からと4時からの2回公演
劇場: 座・九条 大阪市西区九条1丁目28-20
阪神なんば線「九条」駅 ②番出口から徒歩3分
地下鉄中央線「九条」駅 ②番出口から徒歩約5分
前売り 1500円/当 日 1800円
☆1ステージ:席数40席なので、出来るだけご予約くださいませ。
ご予約は出演者に直接か、このブログのコメント欄にいただければOKです
しか~し、当日いきなりでも大丈夫ですよ!席数状況は、期日迫ればブログにて報告いたします。ご安心を!
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