さて昨夜、神原組特別公演「スケッチ 夜の客人」(9月17~19日)の顔合わせと稽古がありました。この日、キャスティングを初めて聞き、古参の俳優は「へえ~」となり、新しい方は「はあ~」となりました。
「夜の客人」は、1991年 第6回テアトロインキャビン戯曲賞受賞作品。今回、頭に「スケッチ」と付いているのは、最もシンプルな形で構成したバージョンであるからという。何度か自劇団や他劇団で再演されてきているのですが、毎回構成は違います(短編の物語を組み合わせて構成されている作品なので)。私(島上)は、2002年秋の「夜の客人 完全版」と2013年春の「夜の客人」に出演しました。本作品、今回が最後の上演になるとのことです。
いろんな形で上演され続けてきた「夜の客人」。最後はどのような形になりますか。どうぞご期待ください。
神原くみ子
劇作家・演出家・俳優。劇団 浮狼舎座長、
演劇集団 神原組 組長、劇団すかんぽ長屋太夫元。
売られたケンカは必ず買う。いつも心に冬景色。