緩くってクスクス笑える、映画「俳優 亀岡拓次」を観ました。
考えてみれば、芝居で言ったら今日は初日なんですね。今日から封切り。小劇場のようなサイズの映画館(テアトル梅田)で小劇場のような動員数(小さい館だから)。なんか親近感湧きますね。そんで中身が37歳脇役俳優のまったりした物語だったりするから、クスクス笑って、それでいて帰りは晴れ晴れとした、どことなく面白い映画でした。
私らからすれば「あるある」がちらほら。だもんでクスクス。主人公は何があっても淡々と前進していく、これも何だか小気味よい。でクスクス。目の玉が光ってないんだよね安田顕さん。ギラギラしていないけど緊張感のある変わった役者さんです。
よくテンションを上げてから仕事に臨む方がいます。うちの職場でも、言い方を変えれば「気合を入れて」からやるといった具合で。さすがに公演のように改まると気合を意識的に入れることもありますが、いちいち稽古で「テンション」を意識することはありません。戦場なら「よ~し戦うぞ!」とテンションを高めている間に撃たれちゃいますね。戦場では常に臨戦態勢です。テンションなんてやりながら高めりゃいいんです。高めた気になっている方が怖い。集中力って心の中を「それ」で満たせば高まるのではないでしょうか?
バカになればいいんです。世間の皆さん、意外とバカにはなれませんよね。バカなことをしてもバカにはなれない。意外と単純。意外と難しい。喧嘩と一緒。テンション高めてからする奴いませんよ。すぐ始まっちゃう。でなきゃ負けちゃいます。今すぐに戦える自分。それも亀拓のように淡々とやっちゃう。理想ですね。俳優とは、かくありたいものです。
考えてみれば、芝居で言ったら今日は初日なんですね。今日から封切り。小劇場のようなサイズの映画館(テアトル梅田)で小劇場のような動員数(小さい館だから)。なんか親近感湧きますね。そんで中身が37歳脇役俳優のまったりした物語だったりするから、クスクス笑って、それでいて帰りは晴れ晴れとした、どことなく面白い映画でした。
私らからすれば「あるある」がちらほら。だもんでクスクス。主人公は何があっても淡々と前進していく、これも何だか小気味よい。でクスクス。目の玉が光ってないんだよね安田顕さん。ギラギラしていないけど緊張感のある変わった役者さんです。
よくテンションを上げてから仕事に臨む方がいます。うちの職場でも、言い方を変えれば「気合を入れて」からやるといった具合で。さすがに公演のように改まると気合を意識的に入れることもありますが、いちいち稽古で「テンション」を意識することはありません。戦場なら「よ~し戦うぞ!」とテンションを高めている間に撃たれちゃいますね。戦場では常に臨戦態勢です。テンションなんてやりながら高めりゃいいんです。高めた気になっている方が怖い。集中力って心の中を「それ」で満たせば高まるのではないでしょうか?
バカになればいいんです。世間の皆さん、意外とバカにはなれませんよね。バカなことをしてもバカにはなれない。意外と単純。意外と難しい。喧嘩と一緒。テンション高めてからする奴いませんよ。すぐ始まっちゃう。でなきゃ負けちゃいます。今すぐに戦える自分。それも亀拓のように淡々とやっちゃう。理想ですね。俳優とは、かくありたいものです。