神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

夜を味わう

2021-08-31 15:11:09 | 演劇

 映像は細やかに情景を表せるのですが、舞台はというとそうはイカの金五郎。

 照明も助けてくれますが、まずは俳優が体現せねば。夜とその情景を、匂いを味わっているその姿が伝わるかどうか。

 俳優はお客様の見えないものを見せるのが商売。その努力(技)が必要。

 「インタビューウイズヴァンパイア」で初めてヴァンパイアになったブラッドピットが美しい夜を見て驚くシーンがありました。美しいシーンですが、舞台ではあんな風にはなりません。舞台の芝居では、間、空気(空間)、目線、息などすべてがその業の一部となります。シンプルなのに結構ハードルは高め。さあ皆さん、夜を味わいましょう。

            

      

 

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目下の大道具

2021-08-26 12:09:05 | 演劇

 大道具と言うほどたいそうなものではありません。しかし、工作の苦手な私は、何を作るのも困難なのです。

 イヤだ~( ゚Д゚)! でもやらにゃあなるめえ。

 大学時代、一晩懸けて階段(3段のステップ)を作りました。たとえ上で飛び跳ねても大丈夫なくらいのを。要らんのですよ~!そんな階段!最低限、人が上り下りできればいいのに、めっちゃ頑丈に作ってしまいました。道具は無駄を省いて、如何に効率よく見栄えよく作れるかが大事。まずは図面。そして材料。土曜日に材を仕入れに行きましょうかね。

 自分の道具は自分で作る、が基本です(^-^;  …土日なくなるなぁ(T_T)

           かわいい♡

 

          

           お寺のマッピング。観に行きたかったなぁ、百鬼夜行(T_T)

           まずは、お仕事お仕事(*^_^*)

 

 

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面白い芝居

2021-08-23 14:55:50 | 演劇

 芝居をしていて、お客様から掛けられる一番がっかりする言葉「上手だねえ」「うまいねえ」。これは銭もらってる身からすると嬉しくない。発表会じゃないからね。木戸銭もらって「下手だねえ」と言われた日にゃ立つ瀬はないけど…。一番うれしい言葉は「面白かった」「楽しかった」「泣いた、笑った」かな。楽しんでいただけたなら本望。この上ない喜びです。

 そんな私らも芝居を観に行きます。 

 先週、あべのハルカス、ウイング館SPACE9であったバーナード・スレイド作「セイムタイム・ネクストイヤー」を観ました。男女二人の135分の二人芝居。演出 高橋 恵。30年前に加藤健一事務所がやった時以来、久しぶりに観た私の好きな作品です。これまでも度々上演されてきましたが、今このタイミングで観ておくべきだと思い、足を運びました。

 いやあよかった。面白かった。何よりSPACE9の空間が物語を身近なものにしてくれました。30年前の加藤健一と高畑淳子の公演は、そこそこの大ホールだったと記憶しています。その時よりも親しみやすい楽しい物語になっていました。主演の二人もとてもチャーミングでよかった。達者かどうかよりも、如何にお客様に楽しんでもらえるかが重要。観に行ってよかったです(^^♪

 楽しい気持ちは幸せのムーブメント。そういった気持ちを基にして自分たちの元気を沸き立たせ、また私たちもお客様を楽しませるのです。「幸せの循環」?とでも言いましょうか。素晴らしい御業は眉間に皴寄せてばかりではうまくいきませんぜ(^^)/ 

      

 そういやぁ、30年以上前になりますが、あの頃、舞台(大阪公演)の仕込みの人足でバイトしていました。日給は5千円程度。でもよく、仕込んだ芝居をただで観せてもらいました(セイムタイムもその頃)。たまには飲みに連れってってもらったりして。加藤健一さん、やっぱ顔デカかったです。そこで別公演の木野花さんと偶然出会ったりとか…、何か面白い時代でした。

                    

 

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チラシができました

2021-08-19 14:23:39 | 演劇

 

「スケッチ 夜の客人」のチラシができました(^^)/

秋雨が続きますねぇ。週末には少しましにはなるようですが、どうでしょうね(^^;)

昨日の夕方には入道雲が最後の雄姿を見せてくれました。とうとう夏が往きましたね。

            お見送り~(^-^;

 

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夏を見送りながらチラシ作製

2021-08-16 10:28:24 | 演劇

 チラシはまだデータ段階。でも夏は終わってしまうのね。蝉の聲ももう絶え絶えになり、鈴虫の音がちらほら。もう秋やん(^^;) この雨も秋雨になっていくのかな…。 

      

 お盆は叔父の通夜、斎場、親の墓参りと続きました。堺、京都、大阪と三日間移動しました。ひっそりと寄り道せず、最小限の移動ですよ。不要不急ではなく、必要最小限の用事ですので悪しからず。

 叔父さんには父と同じく、「また、いつか何処かで」と別れました。生まれ変わりは積極的に信じてはおりませんが、逝く人を見送るときに自然とそんな思いになるというのは、あながち的外れではないのかもしれません。いつか何処かで(来世?)逢えてもその時は互いに見知らぬ者同士なのですがね。それでも「また逢いましょう」と思えるだけで、何か楽しくなってしまうのです。私のあずかり知らないことなのですが、何かワクワクします。「面白い」は希望です(^^)/

           

         こんな空と海。今年は見んかったなぁ。来年は見たいなぁ、行きたいなぁ(*'▽')

 

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