『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

アンチエージング

2007年04月21日 | Weblog

亀戸天神にて

亀戸天神に寄ってみたが藤の花は一週間程早かったようだ

亀が甲羅干ししていた。
どうして「亀は万年」と言われる縁起の良い爬虫類なのだろう?

水陸両生で頑丈な鎧を纏い常に何事にも動じない泰然とした動き
食は嗜好を問わない雑食性・・・長寿の見本かな

近頃、美容や予防医学の分野でAnti Ageing(抗老化)と言う言葉
をよく聞く、美容分野はおいといて医療分野でのアンチエージングは
この歳になると耳傾けたくなる。

食事・運動・医療・精神・趣味・免疫・余暇・・・いろんな先生の
ご意見をお聞きするだけで混乱しストレスになってしまう。

司馬遼太郎がどこかに書いてあったのを思い出した
(正文ではないが)
「自分が世の人にどんなに慕われ善人であっても、風呂上りに転んで
男の急所を打ち弾みで死ぬ時は死ぬ、また、自分が世の人に嫌われた
悪人で刺客に何十箇所の傷を受けても死なない時は死なない、
すべて己が生命は天の意のままである」 と

また、あるお医者様のお話であるが概して健康長寿の方は周りの人の
事は余り気にせず自分中心思考のようだとお聞きした事がある。

特に長寿を望むものでは無いが周りに迷惑かけたり痛み苦しむ時間は
最小限にしたいものである。

五部咲きの藤の花を眺め亀と対面して変なこと思った朝だった。