「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人氏が荒船山で絶壁からの転落とみられ120m下で遺体で
発見されたというニュース、51才の若さである。
カメラの最後の映像には登山道から外れた絶壁上からのものがあったらしい。
またふッ!と思い出した、、、あの開高健の言葉だったと思うが、、、
「男の熱中できる遊びは危機を伴っている事だ」と。(分かるような気がする)
(比較にはならんと思うが)5・6年前頃までは夏の穂高や北ア銀座・裏銀座に登る折は何時も
通過点だった上高地。 一昨年早春の上高地に行った時の事である(5月20日)。
陽も昇り、河童橋も人出が多くなり出した頃。何処を見ても映像としては見慣れたものばかり、
何か変わったアングルはないものかと、、、立ち入り禁止のロープを跨ぎ河童橋の下から
岳沢~穂高の峰を撮りそそくさと戻る折、吊り橋を下から引っ張っているワイヤーロープに
足を引っ掛け、あわや!雪解け水の梓川に転落するところだったが、誰に御護り頂いたのか
夢中で道柵にしがみつき一命をとりとめた事があった。橋上では誰も気付かなかったようだ。
ご法度を犯して、碌な写真が撮れる訳がない。河童に引きずり込まれなくてよかった。
上高地は「神が舞い降りた地」だと言う。
ほどほどに危機が伴う遊びは卒業としよう
今日は「敬老の日」。敬われる老人にならなくては
サントリーウィスキー・釣り・遊び、、、、。
禁断の木の実は美味しそうなんですよ、ご婦人も?危険だから手を出したくなるんですよ、
アルピニストは夢の塊の人たちでしょう、臼井さんもたった一枚の写真に夢を見たのでしょう。男はロマンチストでなくちゃつまんない。
「敬老の日」は老人を敬う日ではなく敬られる老人になる日ですか、なるほど。