『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

奥多摩紀行

2009年06月02日 | 山と自然


先日、「山滴る」候、東京の自然を求めて友と奥多摩に出かけた。
行く先は様々な行程を選択出来る御嶽山として元気な若手3名と出発。

御嶽山と言えばケーブルカーで?だが今回のテーマは、その若手曰く
御嶽山に行ったのではなく『御嶽山に登った』事である・・・と云々
爺とても“昔取った杵柄” 往復ただ己の足を使う事にした。



朝の空気の中登り始めると可憐で健気な山野草が迎えてくれる。
ガクウツギやサラサウツギ、もう終わっていると思っていたヤマツツジまでもが
新緑の中に生き生きと、俺達を待っていてくれたかの様であった。



御嶽山散策は15年ぶり程以前の事、記憶も斑で不案内な部分もあったが、
滝を見ながらのロックガーデンのコースを選択した。

記憶は虚ろでも自然は変わっていなかった、そこに行くと当時のままだ。
清流の水しぶきを受けながら、ヒメレンゲの何と清々しい事か。



川の石も、足元の石も、朽ちた古木も長い年月で出来た苔に覆われている。
空は新緑の樹木に覆われ、射し込む光さえ緑に見える、前を行く友は
まるで新緑のシャワーを浴びている如きであった。



流れの中には稚魚達の姿が見えた、ヤマメ?イワナ?名は分からない
下流に下りて成長したら産卵のため遡上して来るのだろうか



御嶽神社に参拝も済ませ今回のテーマに添って、笑い出した膝を庇い
ながら無事下山出来た。
乗車時刻までの間、青梅線「御嶽」駅前から多摩川の河川敷に下りて
カヌー技を見ながら今回の奥多摩紀行無事完了に乾杯 ウィ~

あの、七代ノ滝・綾広ノ滝・ロックガーデンの流も他の山々の支流と
合流して多摩川の大河となり大海に流れ込んで行くのですね。

 新緑に 指染めて指す 滝への道       詠人不知








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1 コメント

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新緑 (楽飲居)
2009-06-03 20:16:20
山に登る人は歩くのがすきなんですな、   爽やかな気分で酒も美味しく頂いとります。
元気なご同輩のブログ楽しみです。
土佐の老いぼれは四万十探索でも予土線でやりますか。今年はしっかり雨が欲しいです。
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