『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

水元公園にて

2009年09月12日 | 公園


前回投稿でビンボウカズラの名を教えて頂いたコメントの中にヘクソカズラ(屁糞蔓)という
気の毒な名の植物があると言うので実物を探しに水元公園に行ってみました。

元気の良い繁殖力強そうな雑草でしたが花は可愛く、名前に似合わない姿でした。

早春、青色の可憐な小花を地面に咲かすオオイヌノフグリを見ると可愛そうな名前だなァ~
と何時も思っています、大犬陰嚢(でかい雄犬の股間に下がっている袋)の事ですものね。
あの花からは想像も出来ません。

花の和名にはロマンチックなものが多いようですが、何を嫌われたか気の毒な名もあるもんですね。


 

園内の雑草や藪をかき分けていましたら、都会の公園ではあまり見掛けない小さな昆虫たちが
見られました。6~7㎜のハムシやテントウムシ、バッタやカマキリ・・・恍けた表情や几帳面な
姿や行動が、造られた玩具などより精巧で滑稽で、、、つい時間の経つのを忘れました。

 

開けた場所に出ましたら、鮮やかな赤が目に留まりました、深まって来た秋の花“彼岸花”
畔道風の場所に咲く曼珠沙華は、田舎の棚田の原風景です。

木陰に咲いていたゲンノショウコは子供の頃は下痢をした時の特効薬でした。
乾燥したものを煎じて飲みました、苦かったです。
薬効が速やかに『現』われる事から「現の証拠」らしいですよ。




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