『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

向島百花園~秋~

2011年10月08日 | 公園
 

北の山からは初雪の便りもあり、今年の冬到来は早いのだろうか?東京の空も澄みわたり秋らしくなって来ました。
その秋を求め「向島百花園」に出掛けました。

近くにスカイツリーも聳え、終わりかけた「芙蓉」の花が、その威容さに微笑みかけているようでした。
「ススキ」は矢張り名月に団子が似合うのでしょうか?昼の「薄」はイマイチですか?

  

秋の花たちも可憐に咲き、蝶や蜂たちも忙しそうに飛び「ハナトラノオ」には「モンシロチョウ?」が、「フジバカマ」「アザミ」にはタテハ蝶たちが・・・急がしそうでした。

   

「ツルボ」や「ゲンノショウコ」には蜂たちが蜜を求めているのでしょうね。
「ゲンノショウコ」は腹痛や下痢の常備薬として子供の頃は乾燥させたものを煎じて服用していました、馴染み深い薬草です。

 

花の名札には「シオン」とありますが、野菊の一種ですよね?
「野菊」、、、伊藤左千夫の「野菊の墓」、斑呆けした記憶がよみがえって来ます。
政夫と民子の淡い恋を厳しい現実が引き裂く【悲恋物語】。たしか舞台は信州(南信)?

「ヒョウモンタテハ」蝶、悩み疲れ傷つき、、、野菊に停まりました。
『野菊の如き君なりき』 あの物語にオーバーラップして感傷的になりましたデス・・・

「民子さんはノギクのようだ」 「政夫さんはリンドウのようです」






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1 コメント

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Unknown (take)
2011-10-09 09:37:33
素敵なお写真です。お上手です。
野菊の墓の舞台は矢切の渡し付近です。
山口百恵さん、松田聖子さんで映画化されました。あの頃の恋愛は今と違いましたね。私も民さんの気持ち分かります。
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