空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

松本零士の世界展

2017-09-20 01:33:04 | アニメ・特撮
 6月28日、新潟市新津美術館で開催されていた「松本零士の世界展」に行ってきました。


 松本零士先生と言えば、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」をはじめ、数々の名作を生みだしてこられた、日本を代表する漫画家でいらっしゃいます。

 私にとって、「宇宙戦艦ヤマト」は、私の人生に多大な影響を与えてくれた作品であり、その作品の監督を務められた松本零士先生もまた、私の人生に多大な影響を与えてくださった、偉大なる先人の御一人です。

 偉大な漫画家の先生の作品展に行くたびに思うのは、その画力、創造力の「凄さ」です。

 今作品展でも、松本零士先生直筆の原画が数多く展示されていましたが、「凄い」としか言いようがありませんでした。それはまさに、「プロフェッショナルの凄さ」でした。

 私は今、「空手道のプロ」として、毎日を過ごしています。未熟者の私にとって、道は違えども、松本零士先生のような「超一流のプロフェッショナル」は、憧れであり、目標でもあります。
 いつの日か、松本零士先生のような「超一流のプロフェッショナル」と認めてもらえるような、「空手道のプロフェッショナル」になりたい、そのために、これからも精進して行きたい、そういう覚悟を思い出させてくれた「松本零士の世界展」でした。

入口では、松本先生のキャラクターたちがお出迎えです。


館内の階段を上ると、有名なキャラクターたちが待っています。
   

写真撮影が許されている一室には、私の大好きな作品たちの巨大パネルが!


 少し脱線しますが、実は私の趣味のひとつが、アニメーションのセル画を描くことでして。(しかし、もう15年ほども忙しくて描けていないので、もはや過去の趣味になってしまっていますが…)
 ということで、「空手バカオヤジが描いた松本零士先生の世界展」にお付き合いください…(^_^;)


この原画をもとに

セル画の宇宙戦艦ヤマト出来上がり!


これが原画

セル画の古代進、出来上がり!


これが原画

セル画の古代進、森雪、出来上がり!ちなみに、背景の宇宙は画用紙にポスターカラーで描いてます。


これが原画

セル画のキャプテンハーロック出来上がり!



ハーロックもう1枚

ここからは原画のみです。すべてセル画も描いているのですが、紛失したり、プレゼントしたりして、手元に残っていません…(>_<)

まずは宇宙戦艦ヤマト


続いて銀河鉄道999


 現在、アニメーションはコンピューターで作成されるため、「セル画」は必要なくなり、セル画は「過去の遺物」となってしまいました。
 結果、セル画用の絵具は生産されなくなり、セル画を描きたくとも絵具が手に入らなくなってしまいました。
 出来ることなら、私が描いた原画をすべてセル画にして残したいのですが、私の手元にあるセル画用の絵具も残り少なく、難しいようです。
 て言うか、今の忙しさでは、まずセル画を描く時間を作ることのほうが、もっと難しいようです…(-_-;)
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仮面ライダー旧1号(究極版)

2017-01-26 23:39:27 | アニメ・特撮
 クリスマスイブを翌日に控えた12月23日の夜、下の娘が「お父さんに荷物届いたよ。」といって、宅急便の箱を渡してくれました。何だろうと送り主を見ると、「(有)タイムハウス」代表のO様からでした。

 「(有)タイムハウス」は、キャラクター玩具やフィギュアの企画製造販売を行っている会社で、代表のO様とは、私の古くからの友人である、東京のR空手道場のK先生を通じてご縁をいただきました。
 O様からは、毎年秋、テレビヒーローのカレンダーを大量に寄付していただいており、新武会の型競技錬成大会に出場してくれた子供たちの「参加賞」にさせていただいております。

 何だろうと届いた箱を開けてみると、何と中にはこれが!!!



 か、仮面ライダー旧1号のフィギュア、しかも、「究極版」と銘打たれた、「仮面ライダー45周年 初回限定商品」ではないですか!もう、テンション上がりまくりです!!

 しかし、何で私に? O様には、毎年カレンダーをいただくと、お礼にささやかな品を送らせていただいているのですが、まさかそのまたお礼…?

 翌日、O様に電話でお礼を申し上げ、ありがたく頂くことにしました。
 O様、本当にありがとうございましたm(__)m 最高のクリスマスプレゼントでした(^○^)

 このフィギュア、「究極版」と銘打つにふさわしい、素晴らしい完成度です! 仮面ライダー旧1号ファンなら、ぜひ手に取って見てほしい、文字通り究極の一品です!!
 興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください。
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「ジブリの大博覧会展」&「思い出のマーニー×種田陽平展」

2016-05-21 15:15:40 | アニメ・特撮
 5月10日、長岡市の新潟県立近代美術館で開催されていた「ジブリの大博覧会展」&「思い出のマーニー×種田陽平展」に行ってきました。


 「ジブリの大博覧会展」は、これまでのジブリの歴史を振り返るといった内容で、当時のポスターやチラシ、資料などが所狭しと展示されており、梯子にでも上らないと見えないぞというくらい高い所にまで資料が展示されておりました。

 個人的には、原画や動画、背景画、セル画を見たかったので、期待外れではありました…(^_^;)

 「思い出のマーニー×種田陽平展」は、アニメ映画の中の建物や部屋を実写映画のセットのように再現するといったもので、それ自体は面白い企画だと思いましたが、如何せん私まだ「思い出のマーニー」を観ていないので、感情移入することが出来ず、「へぇ~」で終わってしまいました…(-_-;)
 これが、宇宙戦艦ヤマトの第1艦橋を再現したセットだったら、大興奮だったのでしょうが…(^_^;)

 実は私、ジブリ作品は半分くらいしか観ていません。大変失礼な物言いですが、「もののけ姫」を観て、「宮崎さんにしては、面白くないな。」と感じ、「千と千尋」では、「宮崎さん、どうしちゃったの?」と思ってしまい、「ハウル」にいたっては、観る気にならず、未だに観ていません…
 「お前何言ってるんだ、もののけ姫も、千と千尋も、ハウルも、名作だし、大ヒット作だぞ!」という方も多いと思いますが、あくまで個人的な好み、個人的な意見ということでご容赦ください。

 私の中では、ジブリ作品ベスト1は「天空の城ラピュタ」、次いで「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」の3作品が同列2位で続きます。すべて宮崎作品です。てか、ジブリ後期の宮崎監督以外の作品はほとんど観ていません。
 忙しさと、「どうしても観たい!」という気持ちにならず、観ないままになっています。「レンタルでいつでも観られるんだから、いつか観よう」などと考えていることも、観ないままになっている一因かもしれません。

 「いつかは永遠に来ない」という言葉がありますが、まさにその通りだと思います。ジブリ作品に限らず、観たいなと思っているアニメや特撮を、時間を作って観たいと、あらためて思いました。まずは今年のお盆休みに、「ハウル」と「風立ちぬ」を観ます!


乗車可能な巨大な猫バス。窓から顔を出している写真が撮りたかったのですが、1人だったことと、時間制限の関係で撮れませんでした…(-_-;)


せっかく長岡に行ったので、お昼に安福亭のラーメンとギョーザをいただきました(*^▽^*)
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追悼 望月三起也先生

2016-05-03 12:06:27 | アニメ・特撮
 4月3日、漫画家の望月三起也先生がご逝去されたと、報道で知りました。

 望月三起也先生の作品で、真っ先に思い浮かぶのが、「ワイルド7」です。

 私が小学6年生位だったと思いますが、従弟のSくんから、「この漫画、すごく面白いよ。」と言って教えてもらったのが、「ワイルド7」でした。

 「ワイルド7」は、法の目をすり抜け、法で裁くことの出来ない悪を、裁判にかけることなく「処刑(殺害)」することの出来る7人の警察官を主人公にした物語でした。
 大人になって考えると、法治国家では絶対あり得ない、滅茶苦茶(失礼!)な設定なのですが、望月先生の巧みな設定とストーリー構成で、子供にはとてもリアルな作品に思え、私は、すぐに夢中になりました。

 ワイルド7をリアルに感じたもう一つの理由は、物語に登場する銃やオートバイが、実在するものをモデルにしていた、ということでした。

 私は、このワイルド7をきっかけに「銃」というものに興味を持ち、中学、高校時代は、小遣いを貯めてはモデルガンを買い集めました。
 そして、日本では唯一とも言える、「合法的に拳銃を撃つことが出来る職業」に就き、実弾射撃も経験することが出来ました。(もちろん、射撃場で訓練として撃っただけですが…)

 また、「ワイルド7」の主人公、飛葉大陸が乗るオートバイ「ホンダドリームCB750FOUR」に憧れ、「将来、絶対ナナハン(排気量750ccのオートバイ)に乗る!」と決意したのでした。

 ナナハンのオートバイに乗るという夢は、私の短い脚ではまたがった時に地面に足が届かないという、悲劇的かつ現実的な理由であきらめましたが、高校時代は原付を乗り回し、20代前半の一時期には125ccのオートバイに乗り、「オートバイに乗る」という夢は叶えました。しかし、自動車に乗るようになると、「雨も雪も関係ない」という便利さに、オートバイからは離れてしまいましたが…

 当時、ワイルド7はテレビ化もされ、実写版が放送されましたが、銃もオートバイも、原作通りとはいかず(当然といえば当然ですが…)、内容も、悪の秘密結社と戦うみたいな内容になっていました。それでも、テレビ版はテレビ版で、楽しく見ていましたし、番組中に登場したモデルガンを購入して、一人悦に入っていました。今では懐かしい思い出です(^-^)

 望月三起也先生、「ワイルド7」のような素晴らしい作品を、ありがとうございました。謹んでご冥福をお祈りいたします。


モデルガンメーカーMGC発行の小冊子に掲載された望月先生の記事


モデルガンメーカーMGC発行の「MGCニュース」テレビ版「ワイルド7」特集号


テレビ放送時に発売された「ワイルド7」のソノシート


原作版「ワイルド7」での、主人公 飛葉の愛銃「コルトウッズマン」とメンバーの一人「オヤブン」の愛銃「コルトパイソン」 「コルトパイソン」は、「シティーハンター」の主人公、冴羽リョウの愛銃としても有名ですね。


テレビ版「ワイルド7」で、メンバーが使用していた「ハイウェイパトロールマン」と「トンプソン サブマシンガン」

 写真の銃は、もちろんすべてモデルガン(おもちゃ)です(^_-)-☆
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仮面ライダー1号

2016-04-05 21:36:54 | アニメ・特撮
 3月中は、昇段・昇級審査、合同錬成大会、日々の稽古指導、家事…と、ずっと忙しくしていましたが、合同錬成大会を終え、やっと一息つけました…(^O^)

 で、道場稽古もお休みの3月29日、頑張ったご褒美として、半日自分に自由時間をあげました。そう、公開されることを知り、「絶対観る!!」と心に決めていた「仮面ライダー1号」を観に行くためです!!

 「仮面ライダー」が初めて放送された昭和46年、私は小学5年生でした。当時、私は漫画家 石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)先生の大ファンで、石ノ森先生の作品はほとんど読んでいました。
 その石ノ森先生が、「ぼくらマガジン」という週刊漫画雑誌で新しく始めた連載漫画が「仮面ライダー」でした。連載開始時にはすでにテレビ放送も決まっていて(テレビとのタイアップ企画だったと大人になって知りました)、テレビ放送もとても楽しみにしていました。

 新潟では、テレビ版「仮面ライダー」の放送は、日曜日の午前10時からでした。 初めての放送を、ワクワクドキドキしながら見たことを、今でも覚えています。以来、すっかり「仮面ライダー」のファンになり、毎週テレビにかじりついて見ていました。そして、本郷猛を演じている藤岡弘、(当時は藤岡弘)さんの大ファンになりました。

 わずか13回で、藤岡さんから佐々木剛さん演じる一文字隼人に主役が交代し、仮面ライダーも2号ライダーに代わってしまいました。本郷ライダーの大ファンだった私は、とてもがっかりしたことを覚えています。藤岡さんが、撮影中のバイク事故で重傷を負い、主演を続けることが不可能になったということは、ずっと後に知りました。

 その後、仮面ライダーはシリーズ化され、多くのライダーが誕生しました。しかし、私の中では、仮面ライダー1号=本郷猛=藤岡弘、こそ、最高のライダーなのです。
 今回の映画「仮面ライダー1号」の予告編で、「原点にして頂点」というキャッチコピーが使われていましたが、まさにそのとおりだと思います。

 前置きが長くなりました…(^^;) ワクワクドキドキしながら、映画館に向かいました。館内はガラガラ… おかげで、良い席でゆったり見ることが出来ました。

 ストーリーは… まぁ、世界観の全く違う「仮面ライダー」と「仮面ライダーゴースト」を、無理やり同じ世界観の中に入れてしまったわけですから、仕方のないことなんでしょうが…
 いろいろな大人の事情が絡み合ったのでしょうが、純粋に子供向けではなく、かと言って仮面ライダーを見て育った大人に向けて、という訳でもなく、とても中途半端で、かつツッコミどころ満載のストーリーでした…

 でも、いいんです。私はただただ、藤岡弘、さん演じる本郷猛に会いに行ったのですから。
 本郷猛=藤岡弘、さんの「ライダー変身!」を見られた、「おやっさん、帰って来たよ」というセリフを聞けた、ネオサイクロン号で爆走する姿を見られた、それだけで大満足です!!

 藤岡弘、さん、どうかいつまでもご壮健で。ずっとずっとご活躍をお祈りしております。

「本郷猛は、私の永遠の英雄です!」


映画のパンフレット。通常版とDVD付きの特別版がありましたので、迷わずDVD付きを購入です。


昭和46年、テレビ放送と同時に朝日ソノラマから発売された「仮面ライダー」のソノシート。ジャケットにテレビ版のライダーの画像は1枚もなく、すべて石ノ森先生のイラストで作られています。また、サイクロン号が原作版、テレビ版とも全く違っていて、おそらく石ノ森先生が「ぼくらマガジン」での連載を始める前に描かれたものと思われます。
コメント (2)
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