術後五年

令和５年７月中旬、胃がんによる胃の全摘手術から五年が経ちました。

ついに、というか、やっと、というか、五年という時間が過ぎました。現在の医学では、癌は五年間再発しなければ完治したと見なされるとのことで、私も完全に癌という病を乗り越えることが出来たようです。

この五年間は、「生きる」ということがいかに尊いかということを実感した時間でした。そして、大好きな空手を続けられていることに、本当に感謝しています。

還暦を過ぎ、身体の衰えを実感する毎日ですが、これからも自分のペースで、無理せず修行を続けて行く覚悟です。

癌を乗り越えることが出来たことは、私１人の力ではなく、友人や家族等、これまで支えてくださった皆様のおかげです。本当に感謝しています。ありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

術後三ヶ月頃の身体。娘に「鶏ガラ」と言われていました。


術後五年目。何とかここまでになりました。


最近、また痩せてきてしまっています。なかなか体重が増えません…

令和５年６月２５日

私と妻の結婚記念日であると同時に、妻の命日でもある６月２５日。今年は結婚して３４年、妻が亡くなって１９年になりました。

今年は、「空手道新武会 ２０２３組手競技新人戦大会」と日が重なったため、お墓参りには行けませんでしたが、無事に大会を終えた夜、長男と二人で３４回目の結婚記念日をお祝いし、そして翌２６日、お墓参りをして妻の冥福を祈りました。

妻が亡くなり、私の人生は一変しました。周囲の反対を押し切り、勤め人を辞めて空手指導を専業にするという、無謀この上ない選択をしたのです…

それでも今日まで、１９年間何とか生きてこられたのは、家族や友人たちを始めとした周囲の皆様方が助けてくださったおかげであり、そして何より、妻がずっと見守ってくれたおかげだと思っています。本当に感謝しています。

孝子、本当にありがとう。これからも見守っていてください。

３３歳

令和５年５月、長女が３３歳の誕生日を迎えました。

コロナ禍でずっと会えずにいましたが、４月の極真館全日本大会で４年ぶりに会うことが出来、元気そうな姿にひと安心しました。
研究者としての道を邁進し、多忙ながらも充実した毎日を送っているようですが、とにかく無理をして身体を壊すことのないようにと願うばかりです。

長女へ
これからも常に感謝の気持ちを忘れず、自身の信じる道を、信念を持って貫いてください。父さんはずっとずっと応援しています。

長女 ０歳の時の家族写真

３０歳、そして、２８歳

２月中旬、長男が３０歳の誕生日を、二女が２８歳の誕生日を、それぞれ迎えました。

長男とは同居、二女は県外で暮らしています。
長男は時々晩酌に付き合ってくれ、それが私の癒やしの時間のひとつになっています。出来ればもう少し稽古に出席して、稽古指導を助けてほしいのですが…(^_^;)

二女とはコロナ渦でずっと会えずにいましたが、昨春約３年ぶりに会うことが出来、元気そうな姿に一安心しました。周りに気を遣って、自分のことは我慢してしまう性格なので、心をすり減らしていないか、そのことが気がかりです。どうか我慢しすぎないように…

思い返せば、私は本当にダメな父親だったなと、子供たちには申し訳ない思いでいっぱいです。様々なことで子供たちに気を遣わせ、我慢させてしまいました。そんな父親の下でも、真っ直ぐに育ってくれた子供たちには、感謝しかありません。本当にありがとう。

人生、これからも様々なことがあるでしょう。辛いこと、苦しいこともあると思います。でも、どんな時でも、常に前向きに、真摯に、そして感謝の気持ちを忘れずに生きてください。父さんはずっとずっと幸せを祈っています。

七五三の記念写真

令和５年 バレンタインデー

今年も仮面ライダーチョコやガンダムチョコはじめ、いろいろなチョコレートやお菓子、日本酒、手作りケーキをいただきました。お手紙を添えてくださったお子さんも。皆様、本当にありがとうございますm(_ _)m