空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

新潟道場・新潟ジュニア教室 平成28年 春期昇段・昇級審査会

2016-03-22 23:17:16 | 空手 エッセイ
 3月12日(土)13日(日)の二日間、新潟本部道場におきまして、新潟道場・新潟ジュニア教室の「春期昇段・昇級審査会」を行いました。

 今回の審査会では、昇段審査を4名が、昇級審査を30名が、それぞれ受審しました。

 12日の審査には、6級から無級までの17名の道場生が挑みました。皆、緊張しつつも、一所懸命に課題に挑んでいました。


 12日の審査を終えて


 翌13日の審査は、4名が昇段審査に、13名が昇級審査に、それぞれ挑みました。

 昇段審査受審者は、M初段、T初段、T1級、S1級の4人です。

 M初段は高校2年生。幼稚園の時に入門し、中学、高校でも部活動と空手を両立させて稽古に励んできました。
 昨年の全日本青少年型競技大会では準優勝。過去にも、数々の大会で優勝、入賞した実績を持っています。

 T初段も高校2年生。M初段同様、幼稚園の頃から、お母さん、お兄さんとともに稽古に励んできました。
 中学時代は、部活動との両立が難しく、しばらく空手はお休みしましたが、高校に進学してからは、部活動と空手を両立させています。
 昨年の全日本青少年型競技大会では準優勝。小学4年生から6年生までは、全日本青少年型競技大会を三連覇した実績を持っています。

 T1級は、社会人として多忙な日々を送りながら、二人の娘さんとともに稽古に励んでいます。
 学生時代に伝統派の黒帯を取得していながら、新武会では白帯からあらためて修行し、ついに昇段審査に挑むまでに至りました。

 S1級は中学2年生。幼稚園の時に入門し、中学入学後も、部活動と空手を両立させてがんばっています。

 審査は、基本稽古、移動稽古、型、そして最後に連続組手です。

 まず、S1級が10人組手に挑みました。中盤から終盤にかけ、黒帯との組手でダメージが蓄積し、苦しそうな表情を見せながらも、豊富なスタミナで最後まで動きが衰えることなく、見事10人組手を完遂しました。

 S1級 10人組手

 続いてはT1級です。T1級も、終盤、中段を効かされ、かなり苦しそうな表情を見せましたが、気力で耐え抜き、見事10人組手を完遂しました。

 T1級 10人組手

 次に、T初段が20人組手に挑みました。10人を超えてからは、疲れとダメージから、かなり苦しそうな表情を見せていましたが、最後まで動きを止めることなく、技を出し続け、気力で20人と戦い抜きました。通常、最後は私が相手を務めるのですが、今回、母であるA参段が20人目の相手を務め、昇段審査に花を添えてくれました。

 T初段 20人組手


 T初段、20人組手完遂! 母A参段が娘T初段を抱きしめて祝福!

 最後は、M初段の20人組手です。M初段も、10人を超えてから若干疲れた表情を見せることもありましたが、16人目では上段回し蹴りで一本勝ちする等、豊富な稽古量を思わせるスタミナで最後まで動きが衰えることなく、見事20人組手を完遂しました。

 M初段 20人組手

 昇段審査を受審した4名は、全員合格し、見事昇段を成し遂げました。
 昇段者には、羽賀会長に代わり私が昇段状を手渡したのですが、幼児の頃から指導してきたM弐段、T弐段、S初段に渡した際には、立派に成長した彼らの姿に、こみ上げてくるもがあり、不覚にも涙を流してしまいました。

 今回の受審者の皆に、私の座右の銘でもある次の言葉を送ります。
  「自学自習の出来ない者に真の上達なし」
  「帯は人がくれるもの、実力は自分でつけるもの」

 これからも常に向上心を持って努力し、今日より明日、明日より明後日、一歩一歩着実に強くなっていってほしいと思います。

 最後になりましたが、保護者の皆様、審査にご協力いただいた道場生の皆さんに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。


 13日の審査を終えて


 見事昇段! 左から、T初段、T弐段、M弐段、S初段


 昇段者を皆で祝福!
コメント
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